新米パパのDIY!ファーストスプーンを木で作ってみよう。
僕は大学時代に学んだ林学や山岳部での経験を活かして、アウトドアライフを広める活動をしている。
DIYも得意で、小さな小物から家具作り、自宅の改造まで自分で行っている。
最近子どもが産まれたので、新米パパとして「子どものためのものづくり」を紹介していこうと思う。
庭に柿の木がある。
僕が産まれた記念に、爺ちゃんが植えた柿の木だ。
実を収穫し、今年も美味しくいただいた。 実を獲ると毎年剪定をする。
その切った枝で娘のスプーンを作ってみようと思う。
もうすぐ離乳食が始まるので、いわゆるファーストスプーンを作りたくて。
柿の木は木目が細かく堅くてもってこいだ。
用意するもの
・枝
・カンナ
・小刀やノコギリなどカットできるもの
・ヤスリ
・彫刻刀
・紙やすり
※鉄ブラシは木屑の掃除に使用したので、制作には使用していません。
作ってみよう!
まずは程よい太さの枝を切って、子どもの手の大きさに合わせた長さにする。
カンナや小刀、ヤスリなどを使い子どもが握りやすい形にしていく。
スプーンといっても形は様々なので好きな形でいいだろう。
難しいのはやはりスプーンの先っぽ。
子どもの口に入りやすい形にしなくちゃいけない。
ファーストスプーンは重湯などドロドロしたものを掬うと思われるので、そこまで深さはなくてもいいかなぁ〜などと考えながら彫刻刀を入れていく。
この彫刻刀は木彫りが趣味だった祖母の物だ。
その彫刻刀で、祖父が植えてくれた柿の木で、娘のファーストスプーンを作るなんて、なんだかとても良いなぁなんて思いながら彫っていく。
奥さんに「こんな形でいいかな?」「これで口に入るかな?」などと相談しながら少しずつ形にしていく。
最後に全体に紙やすりをかける。
ニスも考えたんだけど、子どもの口に入れるため、ここは木そのままでということで完成。
半日もあれば完成できるんじゃないかな。
色々と考えながら子どものために作るなんて、とてもいいんじゃないだろうか?
完成した時はなんだかとってもほっこりな気分になれるんだ。