高校野球 横浜がセンバツ出場へ 6年ぶり17回目
3月18日から甲子園球場で行われる「第97回選抜高校野球大会」の出場32校が1月24日に発表され、一般選考で横浜高校=金沢区能見台通=、「21世紀枠」で県立横浜清陵高校=南区=がそれぞれ選ばれた。
横浜の選抜出場は6年ぶり17回目。昨年は夏の県大会で準優勝の後、秋に関東大会を制し、11月の明治神宮野球大会で27年ぶりに優勝した。選考委員から「総合力は全国トップレベル」と評価され、今大会の優勝候補に挙げられる。
選出を受けて「春も優勝を目指すが、その中で夏に向けて成長できるように準備したい」と村田浩明監督。阿部葉太主将は「『頑張ってね』と声をかけてくれる地域の方たちのためにも、自分たちが甲子園の舞台で精一杯戦い抜いている姿を見せたい」と話し、2006年以来、4度目の選抜制覇を目指す。
21世紀枠県勢初
横浜清陵は春夏通して初の甲子園出場。県内の県立校が選抜大会に出場するのは1954年の湘南以来、71年ぶり。県内校が21世紀枠で出場するのは初めてとなる。