市制100周年 新たな川崎へ「協調」 約400団体、推進ビジョンも
川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会の第6回総会が、3月24日にKCCIホール(川崎区)で行われ、参画企業や団体、関係者らが出席した。
事業年度が残り1週間となる中、会長の福田紀彦市長は「委員会設立当初は276だった参画団体が、397と増えた。川崎への愛着や誇りを示すシビックプライド指標も上がった」と評価。「緑化フェアの春開催も良いスタートを切った。ここをベースとして、101年目からさらに押し上げていきたい」と意気込みを語った。
総会ではこれまでに実施された記念事業などを共有。その中で、緑を通じ人やまちをつなぐプロジェクトを進める「midori-ba」が活動を報告。メンバーの齋藤集平さんは「緑に関わる人口を広げ、自走化させたい。100周年で終わりにせず4月以降も発展させることが大切」と話し、新メンバーの参加も呼びかけた。また、100周年を契機に継続・発展させるための推進ビジョン骨子案も示された。