3年越しに猫を『迎えにいった』結果…心温まる光景に涙が止まらないと15万再生の反響「よく頑張った」「本当にありがとう」の声
スペイクリニック北九州のInstagramアカウント「spaykitaq」に、TNRから3年が経ち、念願の保護ができた保護猫マロンちゃんの姿をまとめたリールが投稿されました。
15万再生を突破し、1.4万いいねがついたこのリールには、「よく今までお外で頑張ってきたね。えらかったね」といった声があがりました。
海辺で暮らすマロンくん
背中にあるハートの模様がチャームポイントの保護猫「マロン」くん。マロンくんは海辺をナワバリにしていて、3年前に保護主さんが手術後にリリースをした猫ちゃんです。
当時、すでに多くの保護猫ちゃんのお世話をしていた保護主さんは、キャパシティを超えてしまうため、マロンくんをそのまま保護することができなかったのだとか。人懐っこい性格のマロンくんを手放すのは辛かったものの、泣く泣くリリースを決断したそうです。
念願の保護
しかし、昨年の終わり頃、ついに保護主さんはマロンくんをお迎えに行けることに。名前を呼ぶと、真っ直ぐに保護主さんの元へとやってきたマロンくん。その姿を見た保護主さんは、マロンくんを優しく撫でながら「遅くなってごめんね」と声をかけたのだとか。その言葉に込められた思いを想像すると、思わず涙が込み上げてきます。
マロンくんはスムーズに保護されましたが、保護直後、ほとんど水を飲まなかったのだそう。海辺では淡水を確保することが難しいため、マロンくんは水をあまり飲まないことで、塩分の過剰摂取を防いでいたのかもしれないとのことです。
ずっとのお家募集中♡
思うように水分も摂れない、過酷な外の生活。そんな日々を終え、マロンくんは初めて暖かいお部屋の中で、寒くない冬を過ごすことになりました。
誰にでもスリスリ、ゴロゴロし、お膝があればすぐに乗ってくるという懐っこいマロンくん。現在は保護主さんの元で、優しい家族とずっとのお家を探しているといいます。
念願の保護ができた保護主さんと、無事保護されたマロンくんには、「保護できない悔しさ苦しさとてもよく分かります。猫が一番辛いんだからと自分の感情を押し殺して活動しています」「保護したくても出来ないで関わり続ける辛さと悲しさ、本当にわかります」「マロンちゃんお外生活お疲れ様でした。これからは幸せしかないからね」「マロンちゃん良かったね、これからは安心して暮らせるよ」といった共感や祝福のコメントが多数よせられました。
野良猫の避妊去勢手術を専門に行っている、北九州の病院が運営するInstagramアカウント「spaykitaq」では、保護活動の様子だけでなく、TNR活動や里親募集の際などに知っておきたい情報も発信しています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「spaykitaq」さま
執筆:Megumi
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。