【藤沢 ショップレポ】LOCAL BAKERY Shonan(ローカルベーカリーショウナン)-愛される街のパン屋さん
藤沢から大船方面へと続く県道302号線沿いに【LOCAL BAKERY Shonan(ローカルベーカリーショウナン)】があります。藤沢駅からは大船行きのバスで約15分、「渡内第三会館前」バス停から徒歩1分。藤沢市と鎌倉市のちょうど市境の渡内(わたうち)エリアで、閑静な住宅街が広がる場所にあります。
先日行われた【湘南パン祭り2025】では多くの人で行列が出来ており、購入することができなかったので、直接お店に伺ってみることにしました。
画像出典:湘南人
色とりどりのサンドやカスクート、幅広い品揃えでワクワクする店内
店主の宮治さんは藤沢にある老舗のパン屋さん【PINY片瀬山本店】で製造から商品開発まで長年パン作りに携わっていました。2024年2月に独立し、【LOCAL BAKERY Shonan(ローカルベーカリーショウナン)】をオープン。
ハード系の本格的なパンから、食事系のサンドやカスクート、おやつにもぴったりな甘いパンなど幅広い品揃えで、早くも常連さんが次々と訪れる人気店です。
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くすみカラーの壁紙がおしゃれな店内。こじんまりとした店内に所狭しとパンが並びます。
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まず最初に目に飛び込んできたのが、色とりどりのサンド!見た目がとっても美しく、どれも美味しそう。人気の塩パンやはちみつ食パン、こだわりのシリアルブレッドを使った、具材がたっぷりのサンドです。
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お昼を過ぎたあたりから、ぞくぞくとお客さんが訪れるとみなさん手に取っていったのは、宮治さんもおすすめの「カスクート」。挟んでいるのはバゲットではなく、手ごねで丁寧に作られた生地。歯切れがよく、食べやすいように工夫されたパンです。
サンド同様こちらも具材がたっぷり、はみ出さんばかりのボリュームです。野菜もたくさん入っていて、軽い食事にぴったりです。
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こちらもおすすめの「全粒粉食パン(518円税込み)」。「ぶどうパン(626円税込み)」も同じ全粒粉の生地から作られています。湯種で仕込んだという生地はもっちり、しっとりとしているんだそう。
全粒粉は食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で血糖値の上昇も抑えてくれると言われ、実際に血糖値を気にするお客さんからも太鼓判を押してもらったんだとか!
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「シリアルクランベリーとチョコ」「シリアル&ダブルチョコレート」のパンも美味しそうです。チョコレートのパン、ついつい惹かれてしまいます。
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お茶の時間にコーヒーなどと一緒に食べてもよさそうな、パンから作られたお菓子もありました。ビジュアルもかわいいので、手土産にしたくなります。
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こちらも宮治さんおすすめの「カントリーブレッド・セサミ(756円税込み)」。こちらも湯種で仕込んだ、もっちりとしたパン。ちょっと酸味があり、オリーブオイルと塩をつけて食べたり、何と合わせても美味しいパンなんだそう。
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ハード系のパンたちも美味しそうです。いろいろ目移りしていたらハード系を買い忘れていました!次回必ず買いたいと思います。
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また食べたくなる!楽しく美味しいパン
次々と売れていってしまうので慌ててトレーに乗せたのは、お昼前にすでに最後の1個だったカスクートの「豚バラのコンフィ りんごカマンベール はちみつをそえて(626円税込み)」。
食べようとした瞬間にりんごのとってもいい香りがします。しっかり味付けされた豚バラのコンフィとりんごの甘さが相性抜群で、大好きな組み合わせでした。豚バラも厚みがあってボリュームたっぷり。バゲットと違って、手ごねの生地は確かに歯切れがよく具材だけ持っていかれることもないので、最後のひと口までパンと一緒に味わうことができました。
カスクートは種類豊富なので、いろいろ試してみたくなります。
画像出典:湘南人
一緒に購入したのは「クロワッサン(313円税込み)」。サクッとした食感なのに生地がギュッと詰まっていて、食べ応えがありました。
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パンオショコラや、ショコラデニッシュなどのデニッシュ系も気になりました。折り重なるような層が美しいです。
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パンからはみ出した板チョコに一目ぼれしてしまって購入したのは「チョコバターサンド(324円税込み)」。ハイカロリーすぎる!と分かっていてもこのビジュアルについつい手が伸びてしまいました。チョコとバターの組み合わせに負けず、小麦の味がしっかり感じられるパンと絶妙な組み合わせでした。
画像出典:湘南人
口コミなどで話題になっていて、気になっていた「湘南チョコレート(1,058円税込み)」。たっぷりの練乳やミルク、はちみつなどが混ぜ込まれたリッチな材料で作られている「はちみつ食パン」をベースに、生チョコレートガナッシュ、クーベルチュール、チョコチップがふんだんに混ぜ込まれ、手を汚さずには食べられないというほどチョコレートがたっぷりなんだとか。
「湘南チョコレート」を購入するとトレーシングペーパーでラッピングした上に手提げの付いた袋に入れてもらえました。かわいいロゴの入ったシールが貼られて気分が上がります。知人への手みやげとして購入する方も多いとのこと。お土産にいただいたら絶対嬉しい!
画像出典:湘南人
これは切るより手でちぎるのが正解なのでは!と思い、真ん中から割ってみました。
チョコレートがこれでもかと練りこまれているのが一目でわかります。ふわふわの生地にチョコレートガナッシュのクリーミーな口当たりがリッチでとっても美味しい。甘すぎず、大人のスイーツのような味わいです。
一気に食べてしまうのがもったいないので、残りは冷凍した筆者。後日食べる際に軽く焼いたら中が半解凍だったのですが、食べてみるとチョコレートがアイスのような食感になっていて、新食感!常連さんの中には冷凍して食べるというお客さんもいると伺って、そんな食べ方があるのか!と驚いたのですが、納得です。
画像出典:湘南人
愛される街のパン屋さん
お客さんが来店すると厨房から出てレジに入り、気さくに会話をする姿が印象的だった宮治さん。パンのおすすめを聞くと、いろんなお客さんのエピソードが出てきて、地元のお客さんからも慕われているのが伝わってきました。
オープン当初はハード系のパンが多かったものの、お客さんの要望に応えて柔らかいパンも増えているというエピソードからも宮治さんの人柄が伺えます。気さくな宮治さんにお客さんたちもいろいろリクエストをしている様子が想像できます。
「もうすぐメロンパンも売り出す予定なんです。そのうちカレーパンもやりますよ」と笑って話していた宮治さん。メロンパンは取材後、販売スタートしたようなので、次伺ったら購入してみたいと思います。
パンの品ぞろえも、店主の宮治さんもとっても魅力的な【LOCAL BAKERY Shonan(ローカルベーカリーショウナン)】。ぜひ皆さんも美味しいパンに出会いに行ってみてくださいね。
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最後に【湘南パン祭り2025】のトートバッグに付ける缶バッジをゲット。新しいパン屋さんとの素敵な出会いに感謝です。
画像出典:湘南人
LOCAL BAKERY Shonan(ローカルベーカリーショウナン)
営業時間
9:00〜18:00 ※売り切れ次第閉店
定休日
月・火曜日
電話番号
0466-63-8053
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)
アクセス
藤沢駅北口から神奈川中央交通バス 「渡内第三会館前」バス停から徒歩1分
住所:〒251-0011 神奈川県藤沢市渡内3丁目1−22 クローカス藤沢 102
駐車場:あり(2台)