上越市で田んぼに水を流す給水栓などの鉄製蓋17枚盗まれる
新潟県上越市の関川水系土地改良区によると、田んぼに水を流す農業用パイプラインの給水栓や排水升に設置してある鉄製の蓋が盗まれる被害があった。 2025年5月29日までに17枚がなくなっていることが分かり、農家らが上越警察署に被害届を提出した。
《画像:鉄製の蓋が盗まれた給水栓(関川水系土地改良区提供)》
《画像:農道上にある排水升の蓋も盗まれた(同)》
盗難被害があったのは同市諏訪地区の南新保や上真砂、米岡の田んぼで、縦30cm、横60cm、重さ約5kgの給水栓の蓋16枚と、縦55cm、横79cm、重さ約20kgの排水升の蓋1枚の計17枚が盗まれた。給水栓の蓋は雪の重みなどから保護するために、排水升の蓋は農道上にあるため、それぞれ設置されている。
《画像:通常の給水栓は鉄製の蓋1枚を設置(同)》
集落の住民によると、最初に盗難に気付いたのは28日の朝で、前夜に農家の一人が夜、田んぼに給水栓の確認に行ったところ、農道に不審な車が停車しているのを見かけたという。
市内では昨年吉川区で同様の給水栓の蓋が500枚以上盗まれる被害があった。