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出産まで続いた第2子妊娠中のつわり…上の子のお世話しながら、気持ち悪さに耐える日々

たまひよONLINE

4人の子を持つママライターの“優空”です。27歳で1人目を妊娠、出産しました。こんなにつらいものなのかと驚いた初めての“つわり”は、2人目以降さらに厳しいものに! 私の経験をお話したいと思います。

ドラマで見ていた“つわり”を信じ切っていた私…


妊娠前に私が抱いていたつわりのイメージは、テレビドラマなどのシーンがもとになっていました。

頭にあったのは、いつものニオイを受けつけなくなり、口元を押さえてトイレに駆け込む場面や、急に酸っぱいものが食べたくなる場面などなど。私は何となくわかった気になって「そんな程度だろう」と軽く考えていました。

もともと体力に自信があった私。自分は、つわりには打ち勝てると心の底から思っていました。

こんなに気持ち悪いとは…リアルな“つわり”の恐怖


1人目の妊娠発覚のきっかけはまさに“つわり”。夫と一緒に串カツの食べ放題を楽しんでいた夜のこと。食事を食べ終わるころ、とても気分が悪くなり吐き気をもよおしたのです。単純に「串カツの食べ過ぎだろう」と思っていました。

しかし、3日過ぎても4日過ぎても気持ち悪いままでまったく治る気配がありません。あまりの気分の悪さに、その後もずっと寝たきりに。でもこのときはまだ、妊娠しているなんてこれっぽっちも予想していませんでした。

とにかく寝ても覚めても気持ちが悪く、寝ることすらままならない状態でした。眠れたら幸せ! 「もうこのまま目覚めたくない」と思うほどでした。吐き気がおさまらない私を見ていた夫が「妊娠しているんじゃない?」と一言。それが、妊娠発覚のきっかけとなったのです。

1人目よりも過酷な、逃げ場のない“つわり”


とにかくつらかった1人目のつわり。気持ち悪くて起きることもできず、一日中横になって、ただただ時間が過ぎるのを待っていました。しかし、あとから思えば1人目はまだよかったのです。2人目以降は、もっとつらく厳しいつわりとの闘いが待っていました。

1人目のときと違い、2人目以降は上の子がいます。幼稚園行事の参加、送迎、お弁当作り…。そして夫の帰りが遅かったので、お風呂や食事も私が面倒を見る必要があります。自分のことはどうでもいいけれど、1人目の子どものことは放っておくわけにはいきません。極度の体調不良のなか、子どもの世話をしないといけない…。これが本当に過酷でした。

一般的に、つわりは妊娠5ヶ月前には終わると言われることが多いかもしれません。でも私は違いました。いつ終わるのかわからない、先が見えないつわり。本当につらかったです。

つらい“つわり”の先に、待っているのは…


そんな私のつわりにも、ついに終わりがきました。それは出産したからです。出産は本当に大変だけれど、一瞬の痛み。でも、私にとってのつわりは“いつ終わるのか先が見えない恐怖”と言えるほどのものでした。

出口の見えないつわりは、もう二度と経験したくはありません。でも、このつらいつわりは、おなかの中で、子どもが一生懸命大きくなろうと頑張っている証拠なのだと改めて思います。お母さんである私に出会うため、そして家族に出会うため、おなかの子ども自身も必死で成長していることを忘れてはいけないなと感じています。

妊娠するたびにつらいつわりの末、1人目は妊娠42週、身長49.5cm、体重3118g。2人目は妊娠40週、身長49.2cm、体重2865g。3人目は妊娠41週、身長53.5cm、体重3680g。4人目は妊娠40週、身長48.5cm、体重2914gで出産しました。
つわりは個人差があると思います。実際につわりに苦しんでいるときは余裕もなく、つらい日々としか考えることができませんでした。でも今となっては、あのつらい体験があったからこそ、目の前の子どもたちに会うことができ、精一杯の愛情を注げているのかなと思っています。どんなにつらくても、つわりはいつか終わります。その先に待っているかわいい子どもの笑顔を思い浮かべつつ、少しでも前向きに乗り切っていけたらよいのではと感じています。

[優空*プロフィール]
優空です。夫と長女・次女・長男・三女の6人家族です。長女が9歳、三女がまだ1歳と手のかかる年齢ですが、それぞれの今を楽しんで育児をしていけたらと思っています。この記事が誰かの役に立ちますように…。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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