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こんにちは。「人間の修羅場が私のご飯」、シュララです。
修羅場って、人間の本質があらわになる瞬間ですよね。だから、私は修羅場が大好き! さまざまな方にインタビューを行い、修羅場から得られる人生の教訓を皆さんにお届けしていきたいと思います。

今回のテーマは「不倫に悩む女性たちのリアル」です。どんな時代でも、不倫に悩む女性は絶えないもの。そんな女性たちの救いの場となっているのが、女性の幸せを叶える恋愛塾「LOVE is ALL」。今回は、代表の朴井幸花（ぼくいさちか）さん（39）と、元塾生の小川雅子（おがわまさこ）さん（46）に修羅場についてお話を伺いました。

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“大きな子ども”な夫に怒り爆発！宙に舞った木馬！不倫確定の瞬間、サレ妻はポップコーンをばらまいた

“大きな子ども”な夫に怒り爆発！宙に舞った木馬！

不倫に悩む⼥性が朴井さんのもとにいらっしゃるそうですが、どんな⽅が多いですか？

（朴井）

とにかく“彼の意見が最優先”となっていて、「自分が本当はどうしたいか」が分からなくなっている女性が多いです。「自分の幸せ」を見失っているのに、本当の意味で幸せになれるわけないですよね。
小川さんもそのひとりで、多くの修羅場を経験してきた人なんです。

現在の⼩川さんはピンク⾊のヘアスタイルもお似合いで、明るいハッピーオーラ全開ですが、⼀体どんな修羅場を経験されたのですか？

（小川）

昔からこうだったわけじゃないんです(笑)。むしろ、学生の頃はポジティブに考えることができないタイプでした。大学卒業後、仕事先で出会った夫と「一生添い遂げるぞ！」と心に決めて結婚しましたが、子どもが生まれてからが大変でした。

夫に親としての自覚が生まれず、休日はサッカーしたり、ライブ観戦に行ったりと自分の趣味を優先。まるで大きな子どもでした。

非協力的な夫に不信感を抱きながらも2年が経ったある日。ちょっとしたことから、たまった不満が爆発します。

（小川）

その⽇も⼀⼈で家事と育児をしていたのですが、夫が出かけようとしたことで怒りが爆発！ 近くにあった⽊⾺を投げつけました。
今考えると、あの⽊⾺は私にとって夫の幼さの象徴だったのかもしれません。夫はその⽊⾺を『⾃分が⼩さい頃に遊んでいたものと似ている』と買ってきて、⼦どもと楽しそうに遊んでいました。

大変な育児は私に丸投げで、楽しいところだけ取って⾏くなんて！と、あの時は本当にムカついていました。

不倫確定の瞬間、サレ妻はポップコーンをばらまいた

それから1年後、夫の不倫も発覚することに。

（小川）

夫は不倫していることをカウンセラーに相談していたんですが、カウンセラーから『ちゃんと奥さんに伝えなさい』と⾔われて、私に告白してきたんです。

その⽇はリビングに家族全員がいたんですが、夫が『実は不倫してる』と話し出したその瞬間、当時1歳と3歳だった⼦どもたちが何かを察したのか、食べていたポップコーンを撒き始めたんです！ これは一緒にやるしかないと、私も子どもたちとポップコーンを撒き散らかしました。夫だけ、苦虫をかみつぶしたような顔してじっとしていましたね（笑）。
一通りやってスッキリした後に『掃除機かけといてな』って、言いました。

「一人で家事に育児に奮闘している間、不倫してたんだ!?」って、ムカつきますよね。

（小川）

もちろんムカつきましたが、それ以上にモヤモヤが晴れて嬉しかったです。3年間悩んでいた「なぜ夫婦の関係がうまくいかないのか」、その理由が分かったので。ポップコーンを撒いているときの気持ちの8割は喜びでした（笑）

ポップコーン事件、皆さんはどう感じましたか？

小川さんに「ポップコーンを見たら当時を思い出しちゃうから食べられない、ってことありますか？」と伺ったところ、「ぜーんぜんです！ 今日お話しするまで忘れてました！」とのこと。私はこれからポップコーンを食べるたびに、小川さんのことを思い出しそうです……！

写真／ピクスタ　文／シュララ