最優秀防御率のタイトルへオリックス・宮城大弥が先発、7.1回無失点でリーグトップ 楽天・早川隆久と対決
今季敵地で15イニング無失点の宮城大弥
オリックスの宮城大弥が6日、自身初の投手タイトルとなる最優秀防御率獲得を目指して、今季最終戦となる楽天戦(楽天モバイル)で先発する。
5年目の今季はここまで19試合に先発して6勝9敗ながら、防御率1.92、QS(6回以上自責点3以下)も15度記録と、山本由伸が抜けた先発陣の軸として安定した投球を見せてきた。
前回登板した9月29日の楽天戦(楽天モバイル)では、7回115球を投げて7安打無失点の快投で、約1カ月ぶりとなる白星を手にした。これで規定投球回まで残り7.1回。無失点で投げ切ることができれば、防御率1.83となり、現在リーグトップのソフトバンク・モイネロの同1.88を上回る。自責点1でも8.1回以上でトップに立つ。
楽天相手には今季3試合登板して、防御率0.95と好相性。直近2試合は敵地で計15イニング無失点に抑えている。自身初となる投手タイトル獲得へ、今日もスコアボードにゼロを並べることができるか。
自身初の2桁勝利、飛躍の年となった早川隆久
一方、楽天の先発は早川隆久。今季はここまで自己最多となる24試合に先発して11勝5敗、防御率2.33をマークし、QSも18度記録している。前回登板した9月30日のロッテ戦(楽天モバイル)では、7回90球を投げて4安打1失点と快投。そこから中5日で今日の登板を迎える。
オリックス戦には今季3試合に登板し、2勝0敗、防御率1.82、3QSと相性は抜群。直近対戦した8月13日(京セラD大阪)には、9回121球2安打9奪三振で自身2度目の完封勝利を挙げている。
今日が今季ラスト登板となる予定の左腕。自身初の2桁勝利を挙げるなど飛躍の年となったシーズンを白星で締めくくることができるか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・松木平優太-DeNA・大貫晋一(バンテリンドーム)
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記事:SPAIA編集部