中区 地域の「縁」つなぐ 住民が活動事例を発表
中区の地域福祉保健計画「中なかいいネ!」の活動発表会が2月6日、関内ホールで行われた。
同計画は、現在第4期目(2021〜25年度)で、「えん結び(地域の困りごと解決)」と「元気いっぱい(心と体の健康増進)」を活動の2本の柱としている。
当日は2地区が事例を発表した。新本牧地区では、自治会がない集合住宅のコミュニティ形成を目的に、集会所を使った交流カフェを開設。防災講座や縁日など多世代が集まる催しを企画した。外国籍の住民が多い埋地地区では、子どもを通じ大人の地域参加を促すため、コマなどの昔遊びの場を提供。地域の様々な団体や若者と連携していく意義も説明した。
同推進会議の委員長を務める川上富雄さんは、「地域で顔の見える関係を構築することで共感性が生まれ、日頃の支え合いや災害時の助け合いにつながる」と話した。