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タイラバ釣行で80cm級大型マダイ浮上【大分・こざくら丸】自己記録更新を達成

TSURINEWS

こざくら丸で釣れた良型マダイ(提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

6月6日、大潮。職場の先輩たちと、こざくら丸(大分・国東・安岐港)を乗り合いで利用した。今回はタイラバに挑戦するのだが、タイラバは4年ぶりになるので楽しみにしていた。私は週刊つりニュースのAPCとなって10年以上になるが、初投稿がタイラバだった。また、父が在命のころは3世代で楽しんだ思い出のある釣りだ。

こざくら丸でタイラバ釣行

国東市の安岐港を午前5時に出港、6時ごろに釣り開始。仕掛けは個人的に一番実績のあるオレンジ系、ハリは今回初となるが、ケイムラピンクを使用した。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

私の釣り方だが、着底してから10mまで16秒程度かけて巻き上げ、ヒットしなければ再度着底させて巻き上げる動作を繰り返している。そして、5回程度繰り返してもアタリがない時は、仕掛けを回収。

また、巻き上げ時に違和感があれば、いったん仕掛けを回収し、フックがラインに絡まっていないかなどを確認している。

マダイ目標4尾達成

開始直後、同船者に良型のマダイがヒットした。私の選択したカラーとは違ったが、焦る気持ちを抑え、リールを等速で巻くことに集中した。

すると、ガツ…ガツーンと気持ち良くヒット。久々にマダイの首を振るような引きとジジジーッとドラグが鳴るのを楽しみ、上がってきたのは40cm級のマダイだった。

それから、時合いに入ったのか、同船者が次々とマダイを釣り上げていく。私もヒットさせたが、25cm級のマダイだった。ハリ掛かりが良く、浮き袋も問題なかったのでリリースした。

この行いが良かったからか、しばらくすると、50cm級のマダイがヒットしてくれた。リリースした小型マダイが釣らしてくれた気持ちになり、何とも言えない喜びを感じた。

9時をすぎるとアタリが少なくなったが、最低目標の4尾は釣ったので後は楽しむことにした。

川野さんに72cmマダイ

その後、10時すぎに川野さんに明らかな大物とわかる大ヒット。本人はドラグを緩めにしていると謙遜(けんそん)しているが、サオの曲がりやラインの出方が強烈だ。なかなか上がってこなかったので、祈るような気持ちで見ていた。

すると、今までに見たことがない大型マダイが浮いてきた。私がタモ入れしたが、あまりの大きさにタモ入れを失敗してバラしはしないかとドキドキしたが何とか一発でタモ入れに成功した。川野さんの自己記録となる72cmの大型マダイだった。デカイ!

川野さんにヒットしたマダイ72cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

自己記録更新78cm登場

それを見た私はネクタイを外し、ワームを付けて狙うことにした。このスタイルで過去に良型を釣った実績があったからだ。

すると、着底後数メートルでガツーンと大アタリ。ところが、首を振るような引きではなく、底に力強く突っ込むような引きだ。タイではないと予想はしていたが、上がってきたのは40cmオーバーのアコウ(キジハタ)だった。とてもおいしい魚なので、これは嬉しい誤算だった。

さらに、明らかに大物と分かる大ヒット。勢いよくライン出て、青物と思うような引き。最初は巻いたラインの量より出ていく量が多く、なかなか底から切れない状況だった。時間がたつにつれ、徐々にラインが巻けるようになったものの、10分ほどファイトしたのでバラシはしないかとヒヤヒヤしたが、何とか釣り上げることができた。自己記録となる78cmマダイだった。

その後、50cm級の良型を追加。そして、午後1時に納竿となった。

最終釣果

当日の私の釣果は25cm級~78cmのマダイ7尾、43cmのアコウ(キジハタ)1尾であった。

トップ釣果にはなれなかったが、前半戦はケイムラピンクで数釣り、後半はワームで良型の連発と作戦通りの展開であった。また、マダイの自己記録を更新でき、楽しい釣行だった。機会があれば、また挑戦してみたい。

<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

出船場所:国東市・安岐港 この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年6月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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