【高知グルメ】仁淀ブルーを望む!フランス人シェフが営む絶景の「ジャーマンカフェ」地元タウン誌オススメ情報
やってきたのは、高知市から車で約1時間20分のところにある仁淀川町安居渓谷。
透明度が高く、神秘的な青さが魅力の仁淀川。安居渓谷は、仁淀ブルーを楽しめる随一のスポットとして人気の場所だ。
そんな安居渓谷で、夏と秋にオープンしているカフェが「ジャーマンカフェ」。
フランス、オーストラリア、日本で修行を重ねたフランス人・ジャーマンさんが、高知県で出張シェフとして活動する傍ら期間限定で営んでいる。
赤い橋と仁淀ブルーが重なる景色が美しく心癒される。
店内はジャーマンさんの父がリフォームしたそうで、窓際カウンターに座れば、仁淀ブルーを独り占めできる。
夏は家族連れにうれしいハンバーガーやパスタ、クレープを。
秋は大人向けにきのこや旬の味覚を取り入れた料理を用意し、訪れる人に合わせて季節の料理を提供している。
今回注文したのは「四万十鶏のチキンバーガー ポテトフライ&サラダ」(1500円)と「バナナネクター」(400円)。
しっとりした四万十鶏のカツに、自家製玉ねぎジャムとマヨネーズ、ふんわりバンズが重なり、日本人好みの味わいに仕上げている。
野菜や肉は自身の目で鮮度の良いものを選び、ソースや生地なども手作りしている。
こちらは、「バナナチョコレートソース ホイップクリーム」(600円)にプラス200円でアイスクリームをトッピング。
母から受け継いだクレープ生地をアレンジし、しっとりもちもちの生地にたっぷりのホイップとバナナ、自家製のチョコレートソースをトッピング。
アイスは高知のご当地メーカーである「久保田アイス」。観光客に喜んでほしいという思いから、豪快に盛り付けているのだそう。
外のスタンディングカウンターで川のせせらぎを聞きながら味わえば、ここだけの特別な時間が過ごせる。
店主のジャーマンさんにお話を伺った。
-お店をオープンした経緯を教えてください。
ジャーマンさん:日本に来たばかりの頃、知り合いがおらず落ち込んでいた私を妻が安居渓谷に連れて行ってくれました。安居渓谷の美しさに感動し、大好きになったため、この地でカフェをオープンしました。また、出張シェフと違って、多くの人にリーズナブルに私の料理を食べてもらいたかったのも始めた理由の1つです。
-お客さんにはどんな風に楽しんでいただきたいですか?
ジャーマンさん:夏は家族で川遊びのあとの昼食に、秋は紅葉狩りで散策した後に一息ついていただければと思います。直接仕入れた新鮮な野菜やお肉を使用したパスタやクレープなどを、美しい安居渓谷を見ながら楽しんでほしいです。
シェフのこだわりが詰まった一皿を絶景とともに堪能できる「ジャーマンカフェ」。夏と秋限定なので、ぜひ一度、足を運んでみてほしい。
Germain Café
住所:吾川郡仁淀川町大屋1627-4
TEL:無し
営:午前11時〜午後4時 ※ランチは午前11時〜午後3時
定休日:インスタグラムを要確認
P:有り