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【新店】営業日は日曜のみ!元農機具小屋をリノベーションした秘密基地のような超ユニークカフェ。|安来市

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こんにちはウタです(·Θ·)
2025年3月22日、島根県安来市にとってもユニークなカフェがオープンしました。

カフェにはロフトがあって、お料理が滑車で運ばれて、会話は伝声管!
まるで秘密基地にいるみたいにワクワクするところです♪
早速ご紹介しますね!

カフェ relaKS(リラックス)

私が訪れたのは、島根県安来市実松町にあるカフェ「relaKS(リラックス)」。

店名は、「訪れたお客様にリラックスして過ごせる空間を提供したい」という思いと、「relax(リラックス)」の英文字を掛け合わせて作った造語なのだそう。

カフェの外観を見て、「えっ?本当にここはカフェなの!?」って、みなさん思いました?

実は私も・・・(·Θ·;)

ここは店主の梶岡さんの自宅の裏にある、元は農機具小屋として使われていた建物。
梶岡さんがコツコツと時間をかけてDIYで作り上げたカフェです。

外には薪や流木が積み上げられていますが、カフェの運営だけでなく、家具の製作も手掛ける梶岡さんにとって欠かせないものなのだとか。

流木で家具やインテリア? ちょっと想像がつかない私です(·Θ·)

カフェの入り口に置かれた桶には、たくさんのお猪口が入っています。
なんとお値段0円!?

謎が多すぎる……! とにかく中へ潜入……いえ、入りましょう!

店内の様子

お店に入って右側がこちらの写真。中央の男性が店主の梶岡さんです。
お店の左側は家具や照明、アンティーク雑貨などが展示されていました。
値札のついているものは購入することが出来ますよ。こちらは後ほどご紹介しますね。

カウンター席の真上にはロフトがありますが、ここはお店で大人気の席だそう。開店してすぐにお邪魔して良かった!今日はロフト席に座らせてもらうことにします♪

ロフトを見て気が付いたのですが、手すりが流木で作られていましたよ( ゚Д゚)

カフェはカウンター席とロフト以外に、こんな素敵な個室もありましたよ。

ここならグループや子供連れの方も気兼ねなく利用できますね。

おもちゃも用意されていました。なんと桶に入っているおもちゃは全て無料で持ち帰ることが出来るそうです。

外にはテラス席もあります♪

テラスの前になにやらカバーのかかったものを発見(·Θ·)
これはビリヤード台で、夏に向けて準備中との事です。
晴れた日に、屋外でビリヤードが出来るなんて楽しそう!
おっと、のんびり見学している場合ではないですね。

そろそろロフトへまいりましょう♪

ロフト席

こちらが1~4人まで利用できるロフト席です。勾配天井ですが背の高い私でもあまり圧迫感はありません。

ロフトに設けられた窓からの眺めも良いので、カフェでは「展望席」とも呼ばれています。

ロフトからの眺めがこちら。

家具やアンティーク雑貨など多数展示されています。なお、カフェでは古道具の買取りもしているそうですよ。

上からこうして見ていると、なんだか秘密基地にいる気分♪

メニュー

こちらがメニューです。

木の板に記されているので、写真だとちょっと見づらいですが、実際は老眼気味の私でもバッチリ読めますv(·Θ·)v

スパイスカレーケーキセット、う~ん、どちらも気になる……。

こういう時はどうするのって?

もちろん! どちらも頼んじゃいましょう♪v(·Θ·)v

ちなみにメニューが置かれているテーブル、ガラス天板を支えているのも流木でした(·Θ·;)

至るところに流木の存在感がハンパないです!

さて、お料理の注文をしましょうか。

ロフトからどうやって注文するかというと、ここからが見どころです!

ご注目いただきたいのが端にあるこの木箱。何だと思いますか?

実はこれ、お料理を運ぶときに使う滑車ボックスで、右にあるパイプは、1階と会話ができるパイプ電話(伝声管)なんです。

2階へのお料理は1階の厨房からこの滑車を使ってロフトまで運ばれ、受け取ることが出来るんです。凄いでしょう!?

パイプ電話を使って注文!

パイプ電話の右横にある紐をグイっと引っ張ると、

1階の厨房で「チーン」と音が。

するとパイプ電話から「はーい」と梶岡さんの声が聞こえてきました!

パイプ電話に向かって、スパイスカレーやケーキセットを注文をすると、

「はい、わかりました。お料理の準備が出来たらベルを鳴らしますね」と梶岡さん。

ベル?(·Θ·)

しばらくすると、壁に掛けられた鳥の置き物が突然動き出しました!

鳥の口ばしが、スプーンをコンコンとつついて音を鳴らしてる・・・!

こ、これがベルですね!なんだかシュールな光景だけど笑

「お料理を送りま~す」と、パイプ電話から梶岡さんの声がすると、

ギコギコギコ・・・とワイヤーを引く音と共に滑車ボックスがなんだか慌ただしい!

静かに様子を見ていると、木箱がゆっくりと上昇してきました。

無事にロフトまで木箱が到着するとパッと箱の中が明るくなりました。

照明までついているの!? もう芸が細かい!

スパイスカレーがどーーん!

まるでアトラクションを体験しているようです!

スパイスカレー 1,200円

こちらがスパイスカレーです。

市販のルーを使わずに、約30種類のスパイスで作ったスパイスカレーは、とてもコクがあって一口食べたら虜になる美味しさ!
お料理が運ばれるまでもエンターテイメント満載ですが、カレーが本格的だったのも驚きでした。辛さも調整してもらえるのでリクエストをお忘れなく♪

ケーキセット 800円

次にジンジャーエールコーヒーも滑車で運ばれてきました。

ケーキセットはRawスイーツとお好きなドリンクで800円。

1つはブルーベリーケーキ、もう1つはリンゴケーキで2種類も付いてこれはお得です。Rawスイーツは、小麦や砂糖を使っていないから罪悪感なくペロリでしたよv(·Θ·)v

コーヒーはサイフォンで丁寧に淹れてくださいます。

ジンジャーエールは瓶で登場しますので、ワイルドに飲みましょう (^O^)/

店主の梶岡武史さんと奥様の千里さん

こちらが店主の梶岡武史さんと奥様の千里さんです。

家族や友達が楽しめる場所を作れたらと、最初はそんな思いで農機具小屋のDIYを始めたのだそう。

そんなある日、屋根でペンキを塗っていると、ふと、屋根から見た田んぼの景色がとても綺麗だったことに気付いた梶岡さん。

それから季節は過ぎ、秋になると金色の稲穂が風に揺れて、たなびく景色に感動した梶岡さんは、「家族以外にもこの景色を見てもらいたい」と、徐々に気持ちが変わっていき、カフェにリノベーションすることを決めました。

店内の至るところに流木を使った家具やインテリア小物が展示されていますが、それも梶岡さんが製作したものです。

「流木にしかない表情がたまらなく好きで。もう生きてはいない木だけど、なんだか生命を感じて惹きつけられるんです」梶岡さんはこう話します。

そしてさらに、「大人はもちろん、子供達もアトラクションを楽しむ気持ちで過ごしてもらいたい」と、見ても動かしても面白い滑車のアイデアを思い付いたそう。

そこで滑車が思い浮かぶって、凄いと思います( ゚Д゚)

Rawスイーツは千里さんが担当しています。

Rawスイーツに関心を持つようになったのは、子供が生まれたことで、「体に良いものを食べさせたい」と子供の食育について考え始めるようになったのがきっかけだそう。

地元でRawスイーツを教えてくださる先生がいらしたこともあり、基礎から応用まで学んだ千里さんの作るRawスイーツは、体に優しいだけでなく見た目も華やかです。

流木を使ったインテリアの一部をご紹介しますね。まずはこちら♪

最初、鹿の角かと思っていたら、なんと良く見ると流木(·Θ·)

これはクヌギの流木から採取したもので、これほどのサイズは出会ったことがないと梶岡さんは話します。

圧倒的な存在感を放つフォルムは、まさに自然の力で生まれた“唯一無二”の造形美です。

写真左側のペンダントライトは流木を使って製作されたもの。

梶岡さんは第二種電気工事士の資格もお持ちなので、照明デザイナーとしてもクリエイティブな才能を発揮されています。

こちらは流木を使って製作されたスタンドライト。

やわらかく灯る光が、心地よい雰囲気を作り出してくれています。

オーダーで製作も受けておられるので、「こんな照明を作って欲しい!」など、リクエストがあれば是非梶岡さんまでご相談ください。

手作りの階段の手すりにも流木が使われています。

おわりに

実は駐車場の前にもこんな建物が・・・もしやテラス?

魅力がいっぱいの「relaKS」、いかがでしたか?

お料理が運ばれるアトラクションを体験するもよし、世界に一つだけのインテリアをここで探すのもよし。

子供から大人まで楽しめるカフェなのは間違いありません!

お二人とも普段はお仕事をしているので営業日は日曜だけですが、

不定期で祝日営業もしているそうなので、Instagramでチェックしてみて下さいね(^O^)

お店情報

relaKS(リラックス)

住所:島根県安来市実松町98-3
時間:11時〜16時まで
営業日:毎週日曜日、祝日は不定期に営業。詳しくはInstagramをご確認ください(定休日:月曜~土曜)
駐車場:あり(自宅裏)
電話:090-1335-4124
<Instagram>

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