【東京・豊島園】”どんぐり”がモチーフのパティスリー「Bis」で味わう特別なフィナンシェ
東京都練馬区豊島園に位置する「Bis(ビス)」は、2024年8月に新たにオープンした洋菓子店です。 豊島園といえば、としまえんの跡地にできた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」もあり、再注目されているエリア。 オーナーシェフの鈴木氏は、豊島園と同じ練馬出身で、御茶ノ水にある山の上ホテルで13年ほど経験を積んできました。 その豊富な経験を活かし、素材の持ち味を最大限に引き出したスイーツを提供しています。 そんな「Bis」の魅力と、人気のフィナンシェについて詳しくご紹介します。
街の雰囲気に馴染んだデザインの店舗
店名の「Bis」はフランス語で「もう一度」という意味。
「一度食べたらまた訪れたくなる、そんなスイーツを作りたい」という思いが込められています。
店内は、白を基調とした清潔感のある空間に、木の温もりが調和した洗練されたデザイン。まるでパリのパティスリーを訪れたかのような雰囲気が広がっています。
ショーケースには、ケーキやタルト、焼き菓子が美しく並び、見た目にも楽しめる工夫が施されており、特に焼き菓子は、素材の良さを引き立てるように丁寧に作られており、手土産やギフトにもぴったりです。
“どんぐり”がコンセプト
焼き菓子に目を向けると、「どんぐり」の形をしたものが多数。
中でも、フィナンシェとマドレーヌは、どんぐりの形に焼き上げられ、ひとつひとつ丁寧に仕上げられています。
このデザインの着想は、鈴木シェフが修行を積んだ山の上ホテルの名物「山の上マロン」から。
どんぐりには「永遠の愛」という花言葉があり、「おいしいお菓子を、多くの方に永く愛されるように、そしておいしいお菓子を永く提供し続けられるように。」という想いが込められています。
4種類のどんぐりフィナンシェ
「Bis」のフィナンシェは、4種類のフレーバーを展開。
「プレーン」「白ごまキャラメル」は常時販売しており、「抹茶」「チョコがけ」は季節限定商品です。どんぐりの形で綺麗にはっきり形どられており、どんぐり風ではなく、ひとつひとつのどんぐりの仕上がり度合いが高いのが特徴です。表面も香ばしく仕上がっており、焼き菓子ならではの風味の良さを感ます。
しっとり食感の風味豊かな味わい
■プレーン
焦がしバターとアーモンドの香りですが、アーモンドの香りの方がやや強め。生地が香ばしく、表面が分厚いのが特徴です。
生地の中にはアーモンドスライスも入っており、パリッとしたスライスアーモンドの食感も楽しいフィナンシェです。
■抹茶
色鮮やかな抹茶色の生地が特徴の“抹茶”味。心地よい抹茶の苦みと味わいが口全体に広がり、抹茶スイーツ好きにはたまらない仕上がりです。
甘すぎることはなく、かのこ豆とチョコチップでほのかな甘さを加えており、食感と味わいのアクセントになっていました。
■白ごまキャラメル
キャラメル色の生地に、どんぐりの傘の部分に白ごまが散りばめられた“キャラメル”味。キャラメルの甘い香りとごまの香ばしさがほのかに漂いますが、焦がしキャラメルの苦みとごまの香ばしさがマッチした大人向けのフィナンシェです。
■チョコがけ
プレーンフレーバーのフィナンシェにキャラメルチョコをコーティングした“チョコがけフィナンシェ”。しっとりとやさしい甘さの生地に、キャラメリゼしたキャラメルチョコレートの独特な味わいがどの年代にも愛されるおいしさです。
あなたも「もう一度」訪れたくなる!
「Bis」は、洗練されたフランス菓子が楽しめる、豊島園エリア注目のパティスリー。特にフィナンシェは、外はカリッと、中はしっとりとした食感が魅力です。
どんぐりの形に込められた想いと、素材にこだわった繊細な味わい。一度食べたら、「もう一度」訪れたくなるはずです。練馬・豊島園エリアを訪れた際は、ぜひ一度足を運んでみてください。