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湘南の凪 30年の「笑顔」を展示 10日から逗子文化プラザで

タウンニュース

展示予定の写真の一部

逗子・葉山を拠点に知的障害者などの支援活動を行っている、社会福祉法人湘南の凪(逗子市小坪/小林倫理事長)が法人設立30周年を記念して2月10日(月)〜13日(木)、逗子文化プラザ1階で利用者の日常を写した記念写真展を開催する。

現在、同法人が運営する施設4カ所の利用者は約150人。開所当時から利用している人もおり、担当者は「地域と共に歩んできた30年分の笑顔を見て下さい。歩みをまとめた短い動画の上映も行います」と来場を呼び掛ける。250枚の写真を50枚のパネルにして展示する。

30年前、市内には知的障害のある人たちの作業所が2カ所あったが、「しっかりとした活動の場が必要だ」との声が高まり関係団体が集まって同法人を設立した。1995年12月に「日中の活動の場」として開設した「もやい」をはじめとして、葉山町の知的障害者のための施設「新葉山はばたき」の指定管理の受託、自閉症の人を対象にした「えいむ」、グループホーム「ジャストサイズ」の開設、就労支援事業所「mai!えるしい」の新設、相談支援など事業を拡大してきた。

現在グループホームは8施設に44人が生活しているが、需要は多く、新たなグループホームの準備を進めているという。

同法人のモットーは「障害があっても高齢になっても、住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくことを支える」こと。「この写真展で湘南の凪のことを知っていただけたら嬉しいです」と小林理事長。

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