栗どらやきに栗大福人気のホットドラバターには五郎島金時も【中尾清月堂富山店】和菓子にも秋の実り…人気のお菓子TOP3

10/27(月) 20:00配信

日に日に秋の深まりを感じる時期。飲食店にはあたたかいメニューが増え、スーパー、コンビニなどの店頭にも新米やじゃがいも、栗、さつまいもなどの味覚を使った季節限定の商品がたくさん並ぶようになりました。

昔から「いもくりなんきん」とは言いますが、和菓子や洋菓子の世界にも秋限定の栗やさつまいもを使ったものが続々登場。今回は富山県内で和洋菓子を販売する中尾清月堂の富山店から、秋に人気のお菓子トップ3を紹介します。

加賀ゆかりの味を富山で老舗菓子店「中尾清月堂」

1969（明治2）年創業の老舗和菓子店「中尾清月堂」。

創業当時は金沢に店を構え、その後、高岡に移転。加賀藩ゆかりの風土で生まれたお菓子文化を富山で提供し、現在は本店を含めて県内に4店舗を展開しています。

富山市南郊の大泉本町にある富山店は、自宅用の普段使いのお菓子から冠婚葬祭の祝い事の手土産や赤飯まで幅広く品を揃えます。

定番のどら焼きや大福、おこわに加えて、かき氷などの季節商品、期間限定の旬の素材を使った商品も。

秋には、栗やさつまいも、かぼちゃといった自然の甘みを活かした菓子も多く取り揃えます。

そんな秋限定の味覚から、「中尾清月堂富山店」で人気のアイテムTOP3を紹介します。

第3位は「マロンロール」。和菓子だけでなく洋菓子も扱うことから、ロールケーキがランクインです。

実は年間を通してロールケーキが人気の中尾清月堂。

通年商品の「純生ロール」と「抹茶ロール」だけでなく、秋には栗、冬にはイチゴなど、さまざまな種類があり、どれもその時期には高い人気を誇ります。

クリームは毎朝職人が立てるフレッシュなもので、あっさりしているのにコクがあるうのが特徴。厚みのあるスポンジは国産小麦と県産卵などで丁寧に焼き上げていて、ふわふわなのにしっとりとした食感も持っています。

秋限定の「マロンロール」は、生地にも渋皮付きの栗が練りこんであって、どこを食べても栗の風味が感じられます。

2025年の販売は11月30日までの予定なので、食べたい方は期間内にどうぞ。

第2位は、定番であり看板商品でもあるどら焼きから、栗どら焼き。

どら焼きにはさまれるあんは、つぶを残してやわらかい皮や豆の舌触りが感じられるのが中尾清月堂のこだわり。創業以来、自家製にこだわって京都丹波や北海道の良質な小豆を使って毎日炊き上げています。

そんな自慢のどら焼きに、大きな栗をひと粒、丸ごと入れているのが栗どら焼き。

あんがしっかりと甘いので、栗はあえてほどよい甘さに抑えているのだそう。しっとりとしたどら焼きの生地とのバランスもよく、食べるほどに幸せを感じる1品です。

中尾清月堂のどら焼きにバターが入った「ホットドラバター」。そのままでもあたためてもおいしい、洋風のどら焼きです。

あんにバターが入ったオリジナルのほかに、まろやかなクリームチーズ、アーモンドチョコ、さらには軽食としても楽しめるカレーなどのフレーバーを展開しています。

そんな中、特にこの時期に人気なのがーー

「五郎島金時」のフレーバー。

ほくほくのさつまいもとバターを自慢の皮ではさんだ、5種の味の中で唯一の白あんベースのどら焼きです。

そのままでももちろんおいしく食べられますが、店のオススメはやはりあたためてから食べること。レンジに入れて600Wなら約30秒。バターが溶けて全体にしみ出し、ジュワ～ッとした濃厚な甘さとほっくりとした食感を楽しめます。

第1位は栗大福。

断面を見ればわかる通り、大きな大福の中に栗が2粒以上、ゴロンゴロンと入っています。

あんこは、黒あんと白あんをミックスした大福用の特製あん。やわらかくてのびがいい求肥で包んだ、毎秋の大人気商品です。

ほっこりとした秋限定のスイーツを終えると、このあとはイチゴやミカンなどを使った冬の季節商品が控えているそう。お菓子から季節の移り変わりを感じるというのも、オツなものですね。

出典：KNBテレビ「いっちゃんKNB」

　　　2025年10月20日放送

　　　記事編集：nan-nan編集部

【中尾清月堂　富山店】
住所　富山県富山市大泉本町1-4-7
営業時間　8:30～19:00
定休日　水曜

記事へのご意見最終更新: 10/27(月) 20:00