東京バレエ団、ロマンティック・バレエの真髄『ジゼル』を上演
2025年5月16日(金)~5月18日(日)東京文化会館にて、東京バレエ団『ジゼル』が上演されることが決定した。
婚礼を前に死んだ若い女性の霊ウィリの伝説をもとにした、ロマンティック・バレエの名作『ジゼル』。夢幻の輪舞を踊りながら夜の森を支配する、魔性のウィリたちの神秘的な美の世界と、死してその仲間となりながらもなおも恋人アルブレヒトを守るヒロイン、ジゼルの至高の愛を描く物語だ。
ロマンティック・バレエで描かれる妖精たちの“バレエ・ブラン”の群舞は、東京バレエ団の十八番。国内では文化庁芸術祭においての完成度が受賞理由となり、また2023年のオーストラリア公演では、現地メディアから多くの絶賛の声を得た。
本公演の主演は、沖 香菜子(ジゼル)・柄本 弾(アルブレヒト)、秋山 瑛(ジゼル)・宮川新大(アルブレヒト)に加えて、足立真里亜(ジゼル)の相手役として新たに急成長を遂げている生方隆之介がアルブレヒト役としてデビューする。充実したソリストの演技と比類のない群舞で、バレエ史に燦然と輝く傑作を心ゆくまで楽しもう。