杉田智和も登壇 群馬県前橋市を舞台にした魔女を目指す5人の高校生の成長物語『前橋ウィッチーズ』プレミア上映会のオフィシャルレポート到着
2025年4月よりTV放送となる、群馬県前橋市を舞台に魔女を目指す５人の高校生の成長物語を描くオリジナルアニメーション『前橋ウィッチーズ』の『プレミア上映会 in ユナイテッド・シネマ前橋』が、2月23日（日・祝）に開催された。前橋ウィッチーズのメンバー5人に加えて、本作イベントに初参加となったケロッペ役の杉田智和が登壇。作品の舞台となる前橋愛にあふれた本イベントのオフィシャルレポートが到着した。
2025年4月6日（日）より、TOKYO MX、BS11ほかにて放送がスタートする『前橋ウィッチーズ』は、群馬の前橋市を舞台に、5人の魔女見習いの少女たちが織りなす青春物語を描くオリジナルアニメーション。そんな本作のプレミア上映会が、2月23日（日）にユナイテッド・シネマ前橋にて行われ、前橋ウィッチーズの5人に加えて、ケロッペ役の杉田智和さんが登壇。初めてキャスト６人が集合した、作品の舞台となる前橋愛にあふれたイベントの模様をお届けする。
第１話から第３話の先行上映後、オープニング主題歌の「スゴすぎ前橋ウィッチーズ！」が流れ、前橋ウィッチーズのメンバーである、赤城ユイナ役の春日さくらさん、新里アズ役の咲川ひなのさん、北原キョウカ役の本村玲奈さん、三俣チョコ役の三波春香さん、上泉マイ役の百瀬帆南さんが颯爽と登壇。パフォーマンスを繰り広げた。はじける笑顔で踊りと歌を披露し、客席からも大きな掛け声が。会場はテレビアニメ放送前とは思えないほどの一体感に包まれた。
続いて始まったトークパートでは、MCを担当する春日さんの呼び込みで、ケロッペのぬいぐるみを手に杉田さんが登場。春日さんが「ずっと杉田さんと一緒に前橋に来たいなって話していて、夢が叶った」と語り、ファンだけでなく前橋ウィッチーズの５人も大喜び。
杉田さんの実家は、群馬まで車で１時間ほどの距離なので、プライベートで前橋に来ていた過去を明かした。さらに「スゴすぎ前橋ウィッチーズ！」のパフォーマンスについて聞かれると、「歌いながら出てくるなんてすごいよ！」「口パクではございません！素晴らしい！」と絶賛。
ここからは会場への質問タイム。「前橋に住んでるよって人―！」「前橋だけじゃなく、群馬（の他の場所）から来たよって方！」という質問に多くの手があがり、すでに地元から愛され応援される作品になっていることがうかがえた。
また、咲川さんの「『前橋ウィッチーズ』のアニメを初めて観た」という質問に手をあげる人も多く、人気が広がっていることに「うれしいね～！」と笑みを見せる５人。また、三波さんの「ポップコーン食べてる人」という質問を受けて、杉田さんが本作オリジナルのポップコーンを作りたいと提案。併せて劇場版制作への夢を口にし、賛同するように万雷の拍手が巻き起こった。
続いてのトークテーマは “他己紹介”。各キャラクターについての思い出や印象を、演じているキャスト以外のメンバーが思いつくままコメントすることに。
ユイナには、「たまにいいこと言う」「熱いパッション」「ボブが似合う。さくらも（ボブが）似合う」などの声があがった。杉田さんの「ピンク髪なのに闇堕ちしなさそう」という声には、客席も爆笑。さらに本村さんが、「ユイナが元気だから、さくらも一生懸命テンションをあげてたよね」と第１話のアフレコ収録を振り返った。
次はアズの番になり、「服がおしゃれ」「おすましさんで可愛い」「ケロッペにすんごい厳しい」といった声が飛ぶなか、演じている咲川さんは、三波さんの「口が悪い」発言が気になった模様。問い詰められた三波さんが、杉田さんに助けを求めるシーンもあった。
キョウカの印象では、「品がいい」「勉強ができる」「メンズライクなお洋服が似合う」「天然」に加え、大人っぽいキャラクターなぶん内面が見えてきたときにギャップが大きくなりそうという、今後が気になる発言も。
チョコについては、「あだ名つけるのが上手いのか下手なのかわからないけど面白い」「私服がレトロで可愛い」といった声のほか、「ハピハピ！」という口癖を杉田さんがいじって「バキバキチョコちゃん」と呼んでいたというアフレコ現場のエピソードが明かされた。
マイには、「お団子（のヘアスタイル）可愛いね」「考え方が大人」「バランサーみたいな役割」といった声が。さらに「マイの回を観たら印象がすごく変わる」という意見について百瀬さんが「バキバキマイちゃんが出てきます」とまさかの答えをし、会場は笑いに包まれた。
そして、最後に順番が回ってきたケロッペは、第一声で本村さんが「何者⁉」と聞くほど謎多き使い魔。「ネクタイが可愛い」「もちもちそうなボディ」のほか、「マスコットみたいな見た目なのに声が渋くて素敵」と褒められて、杉田さんが照れ笑いを浮かべるシーンも。
初のワンマンライブに初のファンミーティング、ファーストファンブックの発売とお渡し会など、大ボリュームの告知コーナーが終わり、エンディングではキャスト陣が1人ずつメッセージを届けていく。
まずは春日さんが「杉田さんと一緒にイベントをすることができてとってもうれしいです。最初に先行上映会で、杉田さんがいらっしゃるイベントがあるよって告知したときに、会場が私たちのライブの発表よりも大盛り上がりして（笑）。だからみなさんもうれしかったんじゃないかなと思います！」と話し、笑いを誘った。
また、咲川さんが「こんな大きい会場で、こんなにたくさんの人が来てくれるの初めてだったので迫力がすごくて、なんか感動しちゃいました。でも欲を言ったら、もっともっといい景色が見たいので、見せてくれますか？」と問いかけると、客席は力強い声援で応えた。
そして、「こんなにドでかいスクリーンでみなさんに先行上映を観ていただけてうれしいです。私たちもドでかいスクリーンのように、どんどん大きくなっていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします」と、本村さん。さらに「今日この場に立って、みなさんの笑顔を見て、すごく今幸せな気持ちでいっぱいです！」と三波さんは喜びいっぱいの様子。続く百瀬さんは「これからのイベントも、4月からのアニメ放送も盛り上げてくれますか～⁉」と呼びかけ、返ってきた声援や拍手に「ありがとうございます！私たちも未来が楽しみです」と笑顔を見せた。
そして杉田さんは、「誰かの幸せがそのまま自分にも返ってきて、自分の幸せにもなる。それを全力で体現しているのが、『前橋ウィッチーズ』だと思っています。5人はライバルではなく、仲間で、それぞれの考えている“楽しい”を否定しないんですよ。自分の“楽しい”が周りの“楽しい”にもなっている。そしてその逆もある、ということをわかっている人たちなので、僕はこれからがとても楽しみです」と、キャスト陣の絆を感じさせるコメント。
それに感動した表情の春日さんが、改めて「私たちはこれからも仲良く手を取り合って頑張っていきたいなと思っていますので、みなさんも一緒に手をとりあって……世界を目指していきましょう！応援よろしくお願いします！」と挨拶し、大盛り上がりのイベントは幕を閉じた。