無痛分娩と言えど、緩和できる痛みは全てではなく…正直発狂しました【たまひよ 出産体験談】
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、もゆもゆさんの出産体験談をお届けします。
無痛分娩のため、予定日より若干早めの3/19目標に前日3/18に入院
入院日にモニターと内診
子宮口は柔らかくなってたものの、指一本程度だったので、ラミリニアを15本挿入(これがまあまあ痛かった…)
寝る前にさらに2回モニターを取り、分娩前最後の晩ごはん!
さぁて明日に備えて寝るぞ…と思ったら、5分おきくらいに腰の痛みが…生理痛のそれに似てました
結局まともに寝付けず、看護師さんに湯たんぽもらうも改善はしきれず…
でも開くためには一晩なるべく入れなきゃなのでなんとか耐えました
3/19当日は、朝7:00から分娩室に籠り、内診とモニター
この頃には子宮口4〜5cmほど空いていたので、ラミリニアを抜きました(やっぱりそこそこ痛い…)
麻酔前に点滴と陣痛促進剤を投与し、様子見
昼前から腰に生理痛を超えた痛みが…痛い指数は5くらいでした(10段階評価で教えてくださいと言われました。MAX10は本陣痛レベルらしかったです)
そこから麻酔を投与!背中にカテーテルを挿れてもらいました
事前の痛み止めのおかげか、点滴の針より痛くなかったです
20分ほど様子見したのですが、カテーテルの位置が悪く、痛みは引かなかったので調整
すると、腰の痛みはほぼおさまりました!
そのあとはしばらく暇でした。昼間から4時間くらいまでは眠気との戦いでしたね
時折開き具合を見ながら、子宮口を柔らかくする注射をお尻に計4回打ちました
その間に体勢をころころ変えて、赤ちゃんが上手く回旋できるようにしてました
子宮口は4〜5cmスタートから8cmまで広がったところで破水させました(いや痛かったなんだあの器具は!?)
さて、ここからが試練でした…
夕方…16時台だったはず…猛烈な腰の痛さに襲われました
(麻酔は効かないの!?)と言うパニックと、痛ーい!って言わないとやってられない痛さ
それが2分おきとかに来るもんだからひいひい
背中の麻酔は、陣痛は抑えられても、赤ちゃんが降りてくる際の骨が当たる痛みとかは緩和できないとのことなのでひたすらギャーギャー言う始末笑
さらに17時ごろ?
痛みはあるわ肛門が押されまくるわで呼吸もままならず…
「足広げて!力抜いて!」と看護師さんに言われるも、なかなかその通りにならず、痛みに耐えるために少し力が入ってしまいました…
顔と体真っ直ぐ!も痛みに耐えるためなかなかできませんでした
そこから1時間半は「お尻から何か出るー!!!」となるたびにいきみ開始
「足広げて」と言われても、完全に言うことを聞かなくなった足は内側に折り畳まれるばかり…最終的には押さえつけてもらいました笑
いきみもですが、やはり痛みにも耐えなきゃなので、どんどん疲れてしまい、休憩がほしくなりました
でも少し目を瞑れば何か出そうになり…の繰り返し
そして18時台にはだいぶ降りてくる
その度に内診ぐりぐりされ更に痛いし、私は何が何かわからず過呼吸気味に
しかもおなかを押されるので、猛烈に気持ち悪くなり、えずき出す始末。その腹圧をいきみ代わりにしてました
そして、頭が触れるくらいになった頃は、いきんだあと休んでも腰が広げられてて、自然といきみたくなり、頭出てきだしたところで大絶叫笑
18:29に無事出産しました
「もういきまなくていいよ!」と言われた時は放心してました笑
産まれたばかりの娘を見ても、呆けてしまって(あ、赤ちゃんだ…)くらいの印象しか持てず笑
立ち会いは、夫と実母で、めちゃくちゃサポートしてくれました。これがありがたいのなんの…
夫は「もゆもゆのお母さんいなかったら、正直きつかったわ…笑」とのこと笑
私自身、途中から痛さのあまり自我を失ってたかもしれないです
しばらくしたら、私の自我もすっかり回復し、娘が生まれた実感が湧き始めました
無痛分娩と言えど、緩和できる痛みは全てではなかったです…正直発狂してました笑
それでも、陣痛だけの時は穏やかに過ごせたのでよかったかなと。
いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。