日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に!
日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになりました。
ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになった、日本の「伝統的酒造り」は杜氏や蔵人などがこうじ菌を用い、日本各地の気候風土に合わせて経験に基づき築き上げてきた伝統的な酒造りの技術で、日本酒や焼酎、泡盛などの製造に受け継がれてきました。
12月2~7日にアスンシオン(パラグアイ)で開催される第19回政府間委員会にて最終決定がなされる。
酒蔵プレス編集部としての期待
この登録によって酒造りに対する関心が高まり、若年層が魅力を感じてくれるきっかけになると嬉しいですね。また、地元でしか消費されていない地域性の高い酒造りが、グローバルに発信されることで地域活性化につながることを期待します。
日本の無形文化遺産はこれまで、能楽や歌舞伎、和食や和紙などが登録されていて、「伝統的酒造り」が登録されれば23件目となります。
業界全体が新たなステージへと進むチャンスとなると思いますので、引き続きウォッチしていきたいと思います。