現新、三つ巴の争いか 衆院選 神奈川6区
10月15日公示、27日投開票の公算の大きい衆議院総選挙。神奈川6区(保土ケ谷区・旭区)では現職の自民党・古川直季氏(56)と立憲民主党・青柳陽一郎氏(55)、新人で日本維新の会・塩坂源一郎氏(61)が出馬を表明している=9月29日起稿。
古川氏(自民・現)
1995年から横浜市会議員を務めた古川氏は前回の衆院選で初当選。「政治資金改革・自民党改革・国会改革の三位一体で政治に信頼を取り戻す。賃上げの継続と経済対策を拡充し、外交・防衛・防災の強化で国を守る。鶴ヶ峰駅連続立体交差事業や国際園芸博覧会など地元と国の連携事業を促進したい」と話す。
青柳氏(立憲・現)
青柳氏は現在、4期目。前回の衆院選は比例で復活当選した。「自民党にはできない徹底した政治改革、物価高に負けない所得向上、学びの保障と子育てしやすい環境づくり、健康100年の福祉国家づくりに取り組みます。信なくば立たず。政治を変えて、暮らしを守る。いま、その時です」と話す。
塩坂氏(維新・新)
塩坂氏は2007年から2期8年間、神奈川県議会議員を務めた。国政への挑戦にあたり、「この30年間景気は悪いまま。給料は少し上がったかもしれませんが、中小企業は依然厳しく物価高などで国民生活は苦しいままです。ザ政治家対、庶民代表塩坂源一郎との闘いです。一緒に政治を変えましょう」と話す。
前回投票率は55・88%
前回選挙(2021年)の神奈川6区の投票率は55・88%(保土ケ谷区55・60%、旭区56・11%)だった。