能登半島地震で避難のイルカ、のとじま臨海公園水族館へ帰還
アドベンチャーワールドは、のとじま臨海公園水族館から受け入れていたカマイルカ4頭を、2024年11月27日(水)に帰還させました。
10ヶ月の避難生活から能登へ帰還
石川県七尾市に所在するのとじま臨海公園水族館は、能登半島地震により甚大な被害を受けました。
これを受け、日本動物園水族館協会(JAZA)では支援物資、飼育動物たちの緊急避難を実施。JAZAからの要請を受け、カマイルカ避難先として12頭のうち5頭が、地震発生1ヶ月後の2月1日(木)から、和歌山県のアドベンチャーワールドへと一時的に避難していました。アドベンチャーワールドで保護・飼育中に、1頭が体調を崩し死亡しましたが、4頭は元気な状態で帰還を果たしました。
のとじま臨海公園水族館では、震災後の施設復旧が進み、カマイルカたちを受け入れるための環境が整備されました。これを受け、アドベンチャーワールドの飼育スタッフや獣医師とのとじま臨海公園水族館の専門チームが協議を重ね、健康状態や輸送計画を慎重に検討した結果、4頭が帰還する運びとなりました。