元乃木坂46の高山一実もエール! 文系の女子学生向けの「ICTに触れるイベント」が開催
こんにちは!ガクラボメンバーのまえれなです!
皆さんはICTと聞いて自分の身近なものだと思いますか? 最近大学生の中でもよく聞くChatGPTやChatBOTなどICTに関わる機会が増えているように感じます。
私自身大学四年生で就職活動中ですが、文系でもIT業界やITに関わる職種が人気で、目指す学生がとても多いと感じました。(実際、私の友達でも文系で未経験ながらシステムエンジニアとして就職が決まっていました!)
そこで今回は、女性が選択肢を制限されることなくキャリアを考えるイベントとして4月24日の国際ICTガールズ・デーに開催された、プラン・インターナショナル主催『ICTを味方につけて、私の未来をひらく』と題したイベントに参加してきました!
プラン・インターナショナル主催『ICTを味方につけて、私の未来をひらく』
「ICTを味方につけて、私の未来をひらく」とは?
国際NGOプラン・インターナショナル(以下、プラン)は、4月24日(木)の国際 ICT ガールズ・デーに、プラン・インターナショナル主催『ICTを味方につけて、私の未来をひらく』と題したイベントを開催。
デジタル分野や理工系進路に対する無意識のバイアスを軽減し、自らの可能性を広げることを目的に開催された本イベントには、女子学生をはじめ多くの方が参加しました。
女子学生をはじめ多くの参加者が会場に集まった
フォーラムの様子
今回のフォーラムは
第1部:ICTと女の子にまつわるオープニングトーク
第2部:企業によるトークセッション
第3部:高山一実さんによるトークショー
第4部:ICT体験プログラム(プログラミング総合研究所)
という4つのパートから構成されていました。
プログラミングに取り残されている??
最初のオープニングトークでは、同財団のマーケティング・コミュニケーション部 CMO 小泉美礼さんが登壇し、教育課程の変化に直面している学生の中には「プログラミング・コンプレックス」を抱えている人が多いことを紹介しました。
一方で、ICT は文系の仕事にも活用の幅が広がっており、ICT に対する理解があることでキャリアの選択肢が広がる可能性があることも指摘しています。
プラン・インターナショナル マーケティング・コミュニケーション部 CMO 小泉美礼さん
私自身文系ですが、ITに関わる職種で来春から働く予定なので文系での職種の幅広さについてとても共感しました。
また、私達より下の世代ではプログラミングが必修になっていることに焦りを感じている部分があったので、データから同じように不安を感じている学生の存在を知れて安心しました!
文系だからって制限しなくていい!
続いての企業によるトークセッションでは、『マイナビ学生の窓口』『マイナビティーンズ』の副編集長 北村宏子さん、SAMURAI コンサルティング部マネージャーIT教育コンサルタント 下瀬志央理さんが登壇しました。
北村さんは、文系出身ながら雇用保険を活用してICTの専門学校に入学し、その後Web制作会社でディレクター職を務めたことなど自身のキャリアを明かしました。
私自身まだ学生ということもあり、雇用保険の存在やICT専門学校についてまったく知らなかったので、将来キャリアで悩んだ際の選択肢の一つとしてとても参考になるお話でした!
『マイナビ学生の窓口』『マイナビティーンズ』の副編集長 北村宏子さん
「自分の武器になるものを身に付けることが市場価値を高め、チャンスをつかみやすくなるという意味でも挑戦してほしい。プログラミング経験がないからと諦めずに、文系でも挑戦できるもの=自分でもトライできることとフィルターをかけずにエントリーしてみるのが大事」と語っていました。
最初から無理だと決めつけずに行動してみる事は大事なのだと改めて感じつつ、就職活動でも業界を狭めずにエントリーしてみることが、自分の可能性を広げることにつながるのではないかと思いました!
また、下瀬さんは、文系のプログラミングスクール受講生が増加していることや、未経験者が受講後に転職した具体的な事例を交えながら、挑戦する大切さを語っていました。
SAMURAI コンサルティング部マネージャーIT教育コンサルタント 下瀬志央理さん
さらに、ICTリテラシーを高めるために始められる学習方法として「身近にあるアプリやスマホから、ICTに気づく・触れてみる・学んでみるの3ステップで慣れてみること」と紹介しました。
私も大学一年生の授業でたまたまプログラミングを体験して、ICTへの抵抗が減ったので、まずは身近なICTを見つけ触れてみるというのも大事だなと思いました。
一歩踏み出す勇気 - 高山一実さん
ゲストトークセッションでは、元乃木坂46で現在ではクイズ番組のMCや小説家として活躍されている高山一実さんが登場されました。
元乃木坂46で現在ではクイズ番組のMCや小説家として活躍する高山一実さん
人生折れ線グラフをもとにアイドル時代に挑戦した小説に関しては、「アイドルとしているためにいくつか引き出しを持つことが大事だと感じ、人と違うことを始めようと小説を始めました。大好きなグループに還元できるのではないか、アイドルであり続けることに生かせるのではないかという思いがありました。」と語っていました。
私も就職活動の中で自分が希望する会社に入るには、自分は何が強みなのかを把握することが大事だと感じたので、引き出しを持つ大切さにとても共感しました。
人生折れ線グラフをもとに話す
また、ICTへの興味を持つきっかけとして「接点を見つけるのが大事だと思います。今できるIT分野は何かと考えて自分ができることからつなげていくことが良いと思います」と話し、ICTにいきなり挑戦しようと思うのではなく時代に合った形で自分ができる簡単なことから始めることが大事だと改めて確認できました。
そして、「私も実は小説にチャレンジしたきっかけはワークショップでした。当時を振り返ると苦手意識はあったけど、全力で挑戦してよかったと本当に思っています。今日の経験が皆さんの未来が明るくなるきっかけになることを願っています」というエールを学生に送っていました。
学生にエールを送る
プログラミング体験
ワークショップでは、生成AIを活用した「おみくじwebアプリ」開発に学生が挑戦。プログラミングの基本に触れながら、自分の書いたプログラムが動く楽しさを実感できるようなコーナーになっていました!
プログラミング体験の様子
想定通りの「おみくじ」の動作が確認できた瞬間には、「できた!」「動いた!」という声があがり、会場のそこかしこで自然な笑顔が生まれていました。
こうした成功体験を通じて、プログラミングへの壁がなくなり、ICTを自分にも可能性のある選択肢として前向きに捉えるきっかけになるのではないかと思いました!
このイベントを通じて、女性がキャリアを考えるにあたって自分の可能性を広げるためにはどうするべきかを考えるきっかけになればいいですね。
高山一実さんへ独占インタビュー
特別ゲストで登壇された高山一実さんに、仕事でのロールモデルや新しい環境に身を置く学生へのエールをお聞きすることができました。
ーーアイドルや小説など新しいことにチャレンジできた理由はなんですか?
高山さん「自分が好きなことだったからです。皆さんも自分が好きだなと感じることに全力で挑戦してほしいです」
ーー仕事でのロールモデルがいればお聞かせください
高山さん「DeNAの創業者である南場智子さんです。出版された本も読んでいて惹かれる部分が多いです。性格面では明るくて優しい部分が、ビジネス面では『ことに向かう』という考えがとても素敵だなと思っています。アイドルを卒業して一人で生きていくときに何ができるのかを考えた時、目標がブレてしまうのはよくないので、仕事面で『ことに向かう』姿勢を持つことが目標です」
ーー本イベントでの感想をお教えください
高山さん「普段大学生と交流する機会が少ないのでとても新鮮でした!イベントに参加されている学生の目からエネルギーを感じて未来を見据えているのだと感じました」
ーー新しい環境に身を置く学生へ応援メッセージをお願いします
高山さん「私自身も乃木坂に入りたての時はそうでしたが、新しい環境で始める1年目は肉体的にも大変なことが多くつらいと思います。乃木坂時代や過去を振り返ると2年目以降頑張れたのは楽しさを見いだせたからだと思います。皆さんも会社や新しい環境を迎えるにあたって自分なりの選択理由があるはずです。その選択をした自分を信じて頑張ってもらえたらと思います!」
この記事を読んでくださった皆さんも、今一度自分のやりたいことは何か見つめなおし、将来の選択肢を広げるきっかけになれば嬉しいです。