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様々な食材とのマリアージュに驚愕!武庫之荘の『魚と燻製の店 さんばんや』で「燻製9種のプレート」を実食 尼崎市

Kiss

阪急武庫之荘駅近くにさまざまな種類の「燻製料理」が楽しめるお店を見つけたので、燻製好きな筆者が取材へ行ってきました。

【提供写真】外観

『魚と燻製の店 さんばんや』(尼崎市)は、駅から徒歩約4分の所にあります。燻製料理を専門に扱っているお店はなかなかないので入る前から期待が高まります。

【提供写真】内観

店内はテーブル・カウンター席の両方があって木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間となっています。

店主の浦野さんは、元々2001年に阪急塚口で居酒屋のお店をオープンしその後西天満に移転されオーナー店主としての料理歴が23年もある方です。西天満の店で燻製器を扱うメーカーの方と知り合いそこから燻製に魅了され2017年に同店をオープンされました。

「燻製チップ(高級家具に使われているオーク)」

燻製に使うチップもたくさんあるそうですが、同店では高級家具にも使われる「オーク」を使用されています。なんでも浦野さんの知り合いに家具職人がおられ、家具を作る時に出る廃材を再利用しているそうでまさにSDGsです。もちろんそれだけの理由ではなく、このオークの香りがナチュラルで素材の味を損なわないというのも決め手になっています。

燻製料理といえば思い浮かぶのは「スモークサーモン」や「スモークチーズ」などですが、同店では本当に多種多様なものがいただけます。今回筆者は同店のおススメメニューがぎゅっと詰まった「アワビの入った燻製9種」と人気の「燻製とり天」の2品を注文しました。

「アワビの入った燻製9種」3,500円(税込)

「アワビの入った燻製9種」は、蒸しアワビをはじめタコ、鶏ハム、チーズ、らっきょう、にんにく、たくあんなどが入っていてどれも美味しかったのですが、時に筆者が唸った3品を紹介していきます。

まずは、メインの「蒸しアワビ」からいただきます。「アワビ×燻製」がどんな味わいなのかドキドキします♡

こちらは醤油につけていただくとアワビの磯の香りと燻製の香りがミックして今まで味わったことのない味わい。スモーキーな薫りは感じるものの素材の味が生かされており、噛めば噛むほどアワビの旨味が口いっぱいに広がります。

つぎに筆者がはまってしまったのがこの「らっきょう」です。「らっきょうを燻製?」と半信半疑だったのですがこれが美味しい!らっきょうのあっさりとしたした味わいとほのかに薫る薫香がたまりません。

こちらの「ニンニク」はとろとろの食感で甘みも強くお酒のアテなどにぴったりです。同じ燻製といっても種類によって、燻し方を変えているそうなので香りがさまざまで素材の良さもしっかり出ていました。

【提供写真】「燻製とり天」※写真は6個入りで900円(税込)

こちらは大人気の「燻製とり天」で生の鶏肉を1時間ほど燻製されてから揚げています。

そのままでも十分美味しいそうなのですが、自家製の「燻製塩」や「燻製マヨ」につけても絶品とのことで筆者は「燻製マヨ」をつけてみるとマヨネーズはまろやかでほのかな燻製の香りがあり、鶏肉は胸肉なのにやわらかくジューシーで何個でも食べられそうです。

こちらの燻製調味料は購入もできるので、いろんなものにかけるだけで自宅で簡単に燻製料理を味わうことができちゃいます♪

「燻製レモンソーダ」500円(税込)

最後にこちらもどうぞと出していただいたのは、「燻製レモンソーダ」で、「えっ!?ドリンクを燻製?」と驚いたのですが一口飲んでさらにビックリ!!

一口目は知っているレモンソーダの味なのですが、後から燻製した香りと味がガツンときて今まで味わったことのない不思議な飲み物で衝撃を受けました。浦野さんは、「まだ世の中にないもの、おもしろいもの」を生み出していきたいと日々燻製の研究をされています。

知れば知るほど奥深い燻製を味わいに、皆様も同店へぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!


場所
魚と燻製の店 さんばんや
(尼崎市武庫之荘2-10-8)

営業時間
17:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)

定休日
月曜日、火曜日

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