【倒産情報】作業服・長靴販売の老舗、石沢商事（長岡市）が破産申請
東京商工リサーチ新潟支店によると、石沢商事株式会社（長岡市）は、4月11日付で事後処理を細貝巖弁護士(細貝法律事務所)に一任し、破産申請の準備に入った。負債総額は約2500万円。
1965年9月に設立、法人歴59年余りを経た老舗企業で、雨具の製造販売を祖業とし、後に雨衣や作業服、長靴、地下足袋、軍手、軍足等の販売業として、官公庁や県下の小売業者向けに受注基盤を築いてきた。
しかし、近年は量販店を中心に競合他社が乱立、過当競争で収益確保に苦慮してきたうえ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売環境が一段と低迷、代表が健康を害したことも拍車をかけ、先行きの見通し難から今回の事態に至った。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは192件目となる。
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