浅草の飲み歩きイベント「酔いの宵」でお薦めのワインが飲める人気店6選
浅草(東京都台東区)では2025年2月3日~19日までの17日間、今年で5回目となる飲み歩きイベント「浅草観音裏 酔いの宵」が開催される。「酔いの宵」では、参加店(今回は113店舗)が1フードと1ドリンクの “せんトラ(1000円でトライアルできる)”セットを提供する。予約やチケットなども必要なく、気軽に参加できるのが魅力だ。
今回は、「酔いの宵」をこよなく愛する筆者がお薦めしたい6軒を紹介。料理もワインもおいしいのはもちろん、席数や時間の制限がないので、1人&初めてでも入りやすいお店ばかりだ。なお、記事内の“せんトラ”セットの写真は、第4回(一部第3回)のもの。
比較的入りやすいお店とはいえ、いずれも人気店。もし混雑で入れなくても、また時間をずらしてぜひ再挑戦してもらいたい。
浅草ワイン屋Vino abe
冊子・地図ナンバー:48
住所:台東区浅草4-10-5 菊地マンション1階
営業時間:17:00~24:00(LO 23:00)
《“せんトラ”セットの提供》上記営業時間内
定休日:水曜、不定休
ソムリエ歴30年のオーナー、アベ氏が迎えてくれるワインバー&ワインショップ。「酔いの宵」で販売数ナンバーワンにもなったことがある人気店だ。アベ氏は浅草で最も尊敬を集めるソムリエで、普段からワインを愛する常連や輸入元などのワインのプロが通っている。
“せんトラ”セットは1ドリンク(イタリアワインのスパークリング、白、赤のいずれか)+1フードとのこと。
ガンゲット・ラ・レネット
冊子・地図ナンバー:68
住所:台東区浅草3-36-3 ダイワ荘103
営業時間:18:00~翌2:00(LO 翌1:00)
《“せんトラ”セットの提供》上記営業時間内
定休日:火曜
路地裏の分かりにくい場所にありながらも、第4回ではぶっちぎりで販売数ナンバーワンに輝いたお店。フレンチ居酒屋なので、カジュアルながらもこだわりを感じるフレンチワインが楽しめる。
昨年に引き続き、今回の“せんトラ”セットも複数のフードとドリンクから選べる。1軒目にもシメにもピッタリなお店で、何度でも足を運びたくなるのはさすが。
di Yamanda
冊子・地図ナンバー:39
住所:台東区浅草4-38-7
営業時間:12:00~13:30(LO)、17:00~23:00(LO 22:00)
《“せんトラ”セットの提供》17:00~22:00
定休日:月曜、月2回連休
浅草の隠れ家的イタリアン。“せんトラ”セットは、イタリアワインと野菜の盛り合わせだ。
那須高原(栃木県)と須崎安和(高知県)から取り寄せた季節の野菜を使用。素材の味わいを生かしながら、しっかり手をかけた料理が楽しめる。「アンチョビソースをかけた洋風おでん」「里芋のゴルゴンゾーラソースかけ」などのメニューで、これまでも参加者を驚かせてきた。イタリアワインは、スパークリング・赤・白が選べるが、どれを選んでも後悔しない。
かんがえるかんがるー
冊子・地図ナンバー:65
住所:台東区浅草3-9-10
営業時間:平日18:00~23:00、土・日曜、祝日15:00~23:00
《“せんトラ”セットの提供》上記営業時間内
定休日:火曜
ずっとワイン畑で働いてきたという店主による、カテゴリーにはめるのが難しい自由なお店だ。店名の通り、店先に“考えているカンガルー”の絵が描かれているのが目印。
“せんトラ”セットは、数種類のフードから選べるタイプとなる。人気は、店主が半年間を過ごしたというスペインのバスク風チーズケーキ。ドリンクメニューも幅広く、ワインはスペインではよく見かけるというコップで提供するスタイルだ。カジュアルにフードとのペアリングが楽しめる。
ちゃこーる
冊子・地図ナンバー:1
住所:台東区浅草4-14-6
営業時間:18:00~22:00
《“せんトラ”セットの提供》上記営業時間内
定休日:不定休
フランス風の焼き鳥やジビエが楽しめる「酔いの宵」幹事店。普段はなかなか入りにくいお店を気軽に楽しめるという、「酔いの宵」らしさを味わえる。“せんトラ”セットのフードは、うずら半身焼か蝦夷(えぞ)鹿の串焼きが日替わりで提供される(写真は蝦夷鹿の串焼き)。
BISTRO 山doux
冊子・地図ナンバー:3
住所:台東区浅草4-13-2 エムエフ浅草館1階
営業時間:火~土曜19:00~翌6:00(LO 翌5:00)、日曜19:00~翌2:00(LO翌1:00)
《“せんトラ”セットの提供》上記営業時間内
定休日:月曜
こちらも「酔いの宵」幹事店。普段からボリュームとコストパフォーマンスが魅力のお店だ。始発まで過ごせるので(日曜以外)、夜通し飲みたい人にもお薦めできる。今年も“せんトラ”セットのフードメニューは、牛すじカレーとバケット。昨年の赤ワインは南アフリカ産で、牛すじカレーとの相性が抜群だった。
次回は、実際に参加した模様をお届けする。