関西弁の店名がユニーク!明石・大久保『フルーツやねん。ドーナツやねん。』誕生秘話 明石市
JR大久保駅北口から徒歩1分。とろける「生ドーナツ」やフルーツ豊富な「アサイーボウル」で注目の『フルーツやねん。/ドーナツやねん。』(明石市)。印象的な店名も話題です。今回はオーナーの小林さんに、ユニークな店名の由来から商品開発の想い、今後の展望まで詳しくお話を伺いました。
“フルーツやねん”“ドーナツやねん”という、思わず口ずさんでしまいそうなユニークな店名。そこには、「親しみやすさ」「何屋さんか一目でわかるように」というお客様への想いが込められています。さらに将来、県外へ出店した際にも「関西発祥のお店だ」とすぐに分かってもらえるように、という狙いもあるのだとか。
同店の看板メニューといえば、ふわふわ、もちもちの食感が特徴の「生ドーナツ」。その原点は、オーナーが大阪で出会ったある師匠が作る「マラサダドーナツ」でした。その“とろけるような食感”に衝撃を受け、「この美味しいドーナツを多くの人に届けたい」とその一心で師匠のもとを訪れ、作り方を教えてもらったそうです。
今回試食させていただいたのは「プレーンシュガー」「カラーチョコ」「生チョコクリーム」の3種類。口に入れた瞬間に驚くほどふわふわで、しっかりとした弾力もあって、まさに新感覚!もちろん味も抜群ですが、筆者的にはこの“食感”をぜひ一度体験してほしいです。オープン当初から大人気だったそうですが、次の日でも美味しく食べられるドーナツを目指して研究を重ね、半年かけてようやく今の品質にたどり着いたというこだわりの逸品です。
生ドーナツと並んで人気なのが、ヘルシー志向の方に嬉しいアサイーボウルとグリークヨーグルト。筆者は今回「めちゃチョコアサイーボウル」と「もったり濃厚グリークボウル」をいただきました。
「めちゃチョコアサイーボウル」は、フローズン状のアサイーに、最高金賞受賞のブランドいちご「あまりん」がたっぷりトッピング。アサイーといちごの程よい酸味に、はちみつの優しい甘さが絶妙にマッチしています。
「もったり濃厚グリークボウル」は、もったりとしていてヨーグルトというよりチーズに近いような濃厚な食感が特徴。こちらもはちみつとの相性が抜群で、食べごたえも十分です。
実は、当店以外にも「アイスやねん。」「クレープやねん。」など、数々の“やねんシリーズ”を展開してきたオーナー。実はその原点には、お子さんたちの夢でした。「将来アイスクリーム屋さんになりたい」「クレープ屋さんをやりたい」というお子さんたちの夢を聞くたびに、「じゃあパパが作っておくね」と、その夢を叶える形でお店をオープンしてきたのだそう。子どもを想う父親の深い愛情が、多くの人に愛されるお店の礎となっています。
内装デザインは、主に奥様が担当。「自分が一番落ち着けるカフェ」をテーマに、お客様が周りを気にせずゆっくりと過ごせる空間づくりを心がけたと言います。プライベート感が保たれるボックス席や、イートインとテイクアウトのお客様の動線を分けた設計など、細部にまで配慮が行き届いています。木を基調とした温かみのある空間は、まさに夫婦の愛情が形になった場所です。
2025年7月末に姫路市に『カフェ フルーツやねん。』をオープン予定で、まだまだお客様に喜んでもらえる新しい挑戦を続けたいと語ります。美味しいスイーツの裏にある、たくさんの愛情と物語を感じに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
場所
フルーツやねん。/ドーナツやねん。
(明石市大久保町駅前1丁目7-5)
営業時間
平日 11:00〜17:00
土日祝 11:00〜18:00
※売り切れ次第営業終了
定休日
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駐車場
なし