京都がトップ、世界で最もミシュランの星付き店が集中している都市
今、高級レストランシーンは慌ただしい時を迎えている。6月頭に2024年版「世界のベストレストラン50」が発表され、先週はリトアニア版ミシュランガイドのローンチもあった。
そうした中で、料理メディアのChef’s Pencilが、世界のレストランシーンを俯瞰(ふかん)できる、新しい調査結果をランキングで発表した。彼らが着目したのは、世界の都市で人口に対して最もミシュランの星付き店が集中しているのはどこか、という点だ。
人口50万人以上を対象としたこのランキングで1位になったのは、京都。人口146万人の同市にあるミシュランの星付きレストランは100軒で、1万4600人に対して1軒の計算になる。
2位はパリで、人口210万人のうちでミシュランの星付きレストランは122軒(1万7235人に対して1軒)。3位はワシントンD.C.(同2万7582人)、4位はアントワープ(同3万1534人)、5位に大阪(同3万2398人)が入った。
トップ10内ではヨーロッパの都市が目立つが、アメリカと日本からは2都市がランクインしている。
ランキングは以下の通り。
世界で最もミシュランの星付き店が集中している都市
(Chef’s Pencil)
対象:人口50万人以上の都市
1. 京都(日本)
2. パリ(フランス)
3. ワシントンD.C.(アメリカ)
4. アントワープ(ベルギー)
5. 大阪(日本)
6. リヨン(フランス)
7. サンフランシスコ(アメリカ)
8. リスボン(ポルトガル)
9. アムステルダム(オランダ)
10. マカオ