住宅購入&引っ越しは2人目妊娠前がいい!! 私がマンション購入を決めた理由
5歳と1歳の娘2人を育てる、ママライターのKanakoです。私が長女を妊娠したのは29歳の時。当時、夫と私は70㎡弱の3LDKマンションを、親戚から借りて住んでいました。大人2人だけだったので広々と使えて快適だったし、同世代の友人たちも、家やマンションを購入する人はまだ少数だったので、私たちもまだ購入する予定はありませんでした。
小さいながらも、赤ちゃんはかさばる荷物がたくさん
当時住んでいたマンションは、夫婦2人で住んでいても十分な広さだったので、長女を妊娠しても、引越しのことは全く頭の中にありませんでした。赤ちゃんは小さいから、このマンションなら3人で住んでも全く問題がないと思ったのです。
しかし、長女が誕生すると生活は一変。ベビー布団は一日中出しっ放し、ベビーバスも日中はリビングに仮置き、そしてハイローチェアのかさばることかさばること。こんなに小さい赤ちゃんなのに、よくもまあこんなに物があったものだと思いました。
そして1歳までには、着られなくなった服でタンスは溢れました。「小さな赤ちゃんに、部屋が侵食されていく…」。
私たち夫婦は子どもが2人欲しかったのですが、このマンションでもう1人育てるのは無理だと実感しました。
引越しのタイミングはいつがいい?周囲の経験談から
長女が2歳になり、育児も仕事も落ち着いてくると、2人目の話が出ました。しかし私は、「いつか引越しをするなら、2人目を妊娠する前に引越ししたい」と夫に伝えました。
実は私の周りでは、“妊娠中”や“出産後”に家を購入して引越しをする友人が多かったのですが、そうした友人たちから、その大変さを耳にタコができるほど聞いていたのです。
マンションを買うにしても、家を買うにしても、キッチンやクロスのデザインやグレードなど、ショールームまで確認に行かなくてはならないし、業者との打ち合わせもあります。注文住宅を購入した友人は、大変すぎてハウスメーカーにほとんどお任せしてしまい、引越しした後に後悔したという話も聞いていました。
2歳児連れで、引越し完了まで9ヶ月の大変な道のり
一戸建て、マンション、新築、中古と、いろいろ迷いましたが、私たちは中古マンションを購入し、フルリフォームすることにしました。思った通り、2歳の長女と一緒にショールームや家具を見に行くのは、本当に大変でした。
さらに、共働きだったため、打ち合わせやショールーム見学は週末に集中したため疲れが蓄積し、夫はずっと体調を崩していまいた。この上、私が妊娠していたり小さな赤ちゃんがいたら、夫婦共倒れでした。
引越しは、夫も私も仕事の休みが取れる年末にし、片付けまで一気に終わらせました。マンション購入を決めてから引越しまで、9ヶ月の道のりでした。引越しが終わり、ダンボールを業者に引き取ってもらった時は、心からホッとしたのを覚えています。
家の購入は、結婚式と同じぐらい人生の一大イベント。探し始めから引越しまで、膨大なお金と時間がかかります。結婚式は1日で終わりますが、家はこの先ずっと住み続けます。家は家族が心安らぐ場所であってほしいから、細かいところまで妥協したくありませんでした。「フライングしてマンションを買って、2人目ができなかったらどうしよう…?」という不安もありましたが、引越ししてから無事に次女を授かりました。結果的に、このタイミングで購入を決めて引越ししたのは、とても良い判断だったと思います。
[Kanako Sato*プロフィール]
5歳と1歳のママ。2人目の出産を機に会社員を辞め、フリーランスとしてライティング、翻訳などの仕事をしています。子どもに自然と触れ合う機会を増やしてあげたいと思い、最近は家族でキャンプを始めました。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。