宝塚時代に使っていたド派手自転車 音月 桂
石井正則(七代目自転車名人)と疋田智(自転車博士)がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!
先週に引き続きゲストは俳優の音月 桂さんです。
現在の愛車は、ヤマハの電動アシスト自転車「PAS CITY-X」。
今回は、宝塚時代に乗っていた“思い出の愛車”について伺いました。当時は寮生活で、寮から劇団までの移動は自転車が相棒。その自転車がかなり個性的で、なんとサドルがスイカの断面のような柄だったそうです(笑)。今思えば「どうしてあんなに目立つ一台を選んだのか、自分でも謎です」とのこと。ただ「あのころの自転車は、洋服やアクセサリーの延長のような存在。華やかな先輩ばかりの中で、自分も個性を出さねばという気持ちが働いていたのでは」と自己分析。事実、サドルがよく見えるように、あえて乗らずに引いて歩いたりもしていたそうです。しかし次第に「男役たるもの、この可愛い雰囲気の自転車は自分に合わないかも」と思うようになり、やがて手放したとのことでした。前回も語ってくださいましたが、退団して10年以上経った今も男役時代の名残は体にしっかり染みついているそうで、映画を観ていても女優さんより男優さんの仕草に目が行くのだとか。「どんなふうにスーツを着こなしているか」「どうやって椅子に座るのか」など、自然と観察してしまうそうです。「今度は男性サイクリストの乗り方や信号待ちの姿もじっくり見てみようかな」と笑顔で語っていらっしゃいました。
さらに音月さんから石井さん、疋田さんへ質問が。「いつも駐輪場を探すのに一苦労なんです。お二人はどうやって見つけていますか?」とのご相談です。石井さんは「グーグルマップで探すことが多いですね。駐輪場というと屋外のイメージですが、最近は建物の中にあることも多いですよ。麻布台ヒルズにも屋内の駐輪場があります」と回答。疋田さんも「新しく大きな建物は一周するとたいてい『駐輪場はこちら』と案内が出てきますよ」とアドバイス。音月さんも「雨風がしのげていいですね!」と興味津々でした。
そんな音月さんが、いつか自転車で挑戦してみたいことは「旅先でのレンタサイクル」。地方公演などで訪れた土地を、自転車でゆっくり巡ってみたいと話していました。
(TBSラジオ『ミラクル・サイクル・ライフ』より抜粋)