8年の歳月を掛けた昭和の大修理のパネル展が開催 日本城郭研究センター 古写真で振り返る「昭和の大修理」姫路市
日本城郭研究センター(姫路市)で、姫路城昭和の大修理完工60周年を記念したパネル展・古写真で振り返る「昭和の大修理」が開催されます。観覧料無料。
昭和9(1934)年6月20日13時40分頃、豪雨のために西の丸のタの渡櫓からヲの渡櫓にかけて石垣が崩落する事故を契機に、姫路城昭和の大修理が始まり、昭和39(1964)年の大天守の完工をもって昭和の大修理が幕を閉じました。
修理が完工して今年で60年を迎えることを記念し、昭和31(1956)年に始まり同39年に完工した大天守の解体修理について、着工から工事完了に至るまでの流れを調査成果を交え、当時の写真とともに振り返ります。
7月28日と8月18日は、専門職員による「展示解説会」も実施します。パネル展示を皆さんと回りながら昭和の大修理についてわかりやすく解説します。各日10時30分、14時30分開始(各回30分)。当日先着順に受付します(各回約25人)。
担当者は「パネル展を通して当時を振り返っていただいて、また、修理という違う観点から姫路城を楽しんでもらえたら」とコメントしています。
<記者のひとこと>
平成の大修理は覚えている人も多いと思います。それよりも前の昭和の大修理を貴重な写真と共に振り返ります!
開催期間
2024年7月20日(土)〜9月1日(日)
場所
日本城郭研究センター 2階廊下
(姫路市本町68-258)
時間
10:00〜17:00
観覧料
無料
問い合わせ
城郭研究センター城郭研究室
TEL 079-289-4877