三角耳やV字型耳を持つ犬種6つ 滅多に見かけない犬種やそれぞれの特徴までご紹介
1.ブリュッセル・グリフォン
ブリュッセル・グリフォンは、V字型耳を持つ小型犬で、ベルギーが原産の犬です。
滅多に見かけることのない犬種ですが、ヨークシャー・テリアやパグなどの犬種によって交配されたため、何となく身近な雰囲気を感じられるのではないでしょうか。
口や顎には伸びた髭のような長い被毛があり、高貴な紳士のような姿をしています。そんな見た目とは違い、性格は陽気で明るく遊ぶことが大好きで、やんちゃでおてんばな一面を持っています。
2.チェサピーク・ベイ・レトリーバー
チェサピーク・ベイ・レトリーバーは、V字型耳を持つ大型犬で、アメリカが原産の犬です。
アメリカが原産であるレトリバー種は、チェサピーク・ベイ・レトリーバーだけです。ウェーブがかった被毛を持っています。
活発で陽気な性格で、学習能力の高さや仕事へのモチベーションの高さから、アメリカでは盲導犬として大活躍しています。
3.ナポリタン・マスティフ
ナポリタン・マスティフは、V字型耳を持つ超大型犬で、イギリスが原産の犬です。
強面なお顔立ちをした犬種ですが、その見た目からは全く想像できないほど優しく温厚な性格をしています。
体がとっても大きく、力もかなり強いため、飼い主がしっかりとコントロールできるくらいのしつけやトレーニングが必須の犬種です。
しかし、あまり運動が好きなタイプではないため、体の大きさから想像するほどの運動量は必要としないでしょう。
4.ケアーン・テリア
ケアーン・テリアは、三角耳を持つ小型犬で、ウエストハイランド地方(スコットランド)のスカイ島が原産の犬です。
テリア種の中では、最も古い犬種であるとされています。テリア種ならではの頑固な一面と強い意思を持った性格で、強い狩猟本能を持ち、地面を掘り返すことが好きです。
独立心が強いとされていますが、使役犬として活躍していたこともあり、飼い主には忠実で、子供の遊び相手にもなってくれます。
5.スキッパーキ
スキッパーキは、三角耳を持つ小型犬で、ベルギーが原産の犬です。
美しい黒い被毛と元気いっぱいな性格から、黒い小悪魔と呼ばれることがあります。見た目から「スピッツが起源なのでは?」と考えられていますが、その根源は明確にされていません。
明るく好奇心旺盛な犬種ですが、ちょっとした変化に敏感であるため、よく吠えます。飼い主に忠誠心を誓うというタイプではなく、自由奔放なタイプの子が多いとされています。
6.ベルジアン・シェパード・ドッグ
ベルジアン・シェパード・ドッグは、三角耳を持つ大型犬で、ベルギーが原産の犬です。
被毛のタイプによって、4つに分けられます。同じ犬種とは思えないほど、見た目に大きな違いがあるのが特徴です。
✔マリノア(写真の左から1番目)
警察犬や軍用犬として活躍しており、家庭犬の頭数は少ないとされています。
✔グローネンダール(写真の左から2番目)
陽気で遊ぶことが大好きです。忠誠心が強いというメリットと、飼い主への依存心が強いというデメリットがあるとされています。
✔ラケノア(写真の左から3番目)
飼い主への愛情が深く、他人への警戒心が強めです。
✔タービュレン(写真の左から4番目)
温厚で友好的なタイプです。他犬にも愛情深く接することができるため、多頭飼いに向いているとされています。
まとめ
三角耳やV字型耳を持つ犬種を6つ解説しました。
✔ブリュッセルグリフォン
✔チェサピークベイレトリーバー
✔ナポリタンマスティフ
✔ケアーンテリア
✔スキッパーキ
✔ベルジアンシェパードドッグ
滅多に見かけることのない犬種ばかりですが、みなさんは実際に会ったことがあるでしょうか?また、「我が家の愛犬の犬種がこの6つの中にあるよ!」という方はいらっしゃいますか?
今回取り上げた6つの犬種以外にも、世界にはまだまだたくさんの個性的な犬種がいます。
犬種を知れば知るほど、それぞれの魅力や個性が発見できて、犬たちとの生活がもっと楽しくなるはずです。興味のある犬種にぜひ会いに行き、その魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか?