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横浜市大アメフト部 防災テーマに地域と交流 小学生向けに初企画

タウンニュース

アメフト部の三住主将(右)と辻本さん

横浜市立大学体育会アメリカンフットボール部が6月6日(金)、小学生向けの防災イベントを金沢区の泥亀公園で初めて開催する。交流がある関東学院大学のアメフト部、大日本プロレスにも協力を呼び掛け、スポーツと防災の要素を掛け合わせたプログラムを用意。イベントを通して「アメフトを知ってもらい、チームを応援してくださるファンを増やしたい」と主将の三住快太さん(4年)は意気込む。

同部は1984年に創部、部員数47人。今回のイベントは、備蓄用の保存食を同部OBで監督の秋元大輔さんが、医療法人社団景翠会金沢病院から譲り受けたことがきっかけになり企画された。秋元監督が昨年、仕事で同病院を訪問した際に、山積みになった保存食に目がとまり、同病院にもらえないか交渉。最初は「部員の練習後の補食になれば」と考えていたが、牛丼やシチューなど6種類・約700食分の保存食をもらえることになり、部員たちと活用方法について話し合ってきた。

その中で、秋元監督が学生の頃からコロナ前までは、地元の瀬戸神社の夏祭りでみこしを担ぐなど地域との交流があったが、コロナで断絶。「今年度は地域との関わりを復活させ、地域の人たちとの関係を深めていきたい」というチームの方針から、保存食を活用した子どもたち向けのイベント「泥亀公園で防災体験」を企画することが決まった。

イベントには、今年から交流を再開した関東学院大学アメフト部の部員にも協力を呼び掛け、両アメフト部員約40人と大日本プロレスからもプロレスラーら7人が参加する予定。協力に金沢区自助連絡協議会。

災害想定したゲームも

当日は、金沢病院から提供された保存食のカレー約110食を調理、試食する。また、会場にプロレスのリングを設置。プロレスラーがアメフト選手に技をかけ、下敷きになり苦しむ選手をみんなで助ける「がれき撤去」を想定したゲームや、バケツリレーを想定したアメフトのパス回し体験、防災クイズなどを実施。競いながらゲーム感覚で楽しめるプログラムを通し、子どもたちに災害時の助け合いの大切さや、いざという時に何ができるかを考える場にする。

マネージャー兼広報担当の辻本爽羽さんは「参加者にはシンプルに楽しんでほしいし、アメフトに興味を持ってもらう機会になれば」と参加を呼び掛けている。

イベントは午後4時から6時。対象は自宅の広域避難場所が市大か関東学院大学の小学4年から6年生、先着約200人。希望者は市大アメフト部のイベント専用フォームより申し込みを。問い合わせは【メールアドレス】contact@f-seagulls.com。

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