【新たな特産品が誕生】新潟県新発田産オーガニック米を使ったクラフトビール「月の雫 コールドIPL」が5月30日に販売開始
新発田産オーガニック米を使用したクラフトビール「月の雫 コールドIPL」
新潟県新発田市の二階堂馨市長は5月27日の定例記者会見で、同市産オーガニック米を使用したクラフトビール「月の雫 コールドIPL」を5月30日から販売開始すると発表した。月岡ブルワリーや寺町たまり駅のほか、月岡ブルワリーのオンラインストアなどでも取り扱う。
今回のクラフトビールは、新発田市が取り組む「オーガニックSHIBATAプロジェクト」の一環。有限会社アグリ・システムのオーガニック米コシヒカリを原材料に、月岡ブルワリーが開発した。規格外の有機米を有効活用することで、生産者の所得向上も図っている。
新発田市の二階堂馨市長(2025年5月27日、定例記者会見の様子)
月岡ブルワリーの醸造責任者の新保典司氏(左)と醸造士の新保和茂氏(右)
月岡ブルワリーの新保典司氏によると、「月の雫 コールドIPL」はコメを加えることによってキレのある味わいに仕上がっているという。
なお、コメを使ったクラフトビールは炊いたコメを使用することが多いが、「月の雫 コールドIPL」はコメの旨みを閉じ込めるため、生米をタンクに直接投入し、タンク内で炊いて麦汁を作り出すという製法を採用した。
新保典司氏は会見の中で地元で栽培されたコメへの思い入れを語り「新発田を盛り上げ、月岡ブルワリーの第2の定番となるようなビールになれば」と期待を込めた。
「月の雫 コールドIPL」定例記者会見での展示
価格は770円(税込)。5月31日と6月1日に開催される「しばた寺びらき・テラマチノ市2024」でも販売する予定だ。初回生産は700本で、次回の生産はコメの収穫期の後の10月頃を予定している。
二階堂市長は「新たな特産品として観光客だけでなく、市民の皆さんにもお楽しみいただきたい」と、地域の魅力向上への期待を語った。
【関連リンク】
新発田市ホームページ「オーガニックSHIBATAプロジェクト」
月岡ブルワリーWebサイト「【限定醸造】 月の雫コールドIPL 5月30日(金) 発売!」
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