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遠州灘のアマダイ釣りで大型含めて8匹をキャッチ!【静岡・わし丸】

TSURINEWS

アマダイゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

アマダイシーズンに入ったが、1月中旬に仕事の出張が入って中断。2月になって1度釣行したがイマイチ潮が良くなく、その後は荒天続き。致し方なく旅行などをしていた。

わし丸でアマダイ釣り

良い天気になるのを待っていると3月1日の予報が良くなったので出船することにした。天気予報では気温がグングンと上がり春先の陽気になるとのこと。港に到着して車から出ると、アマダイ釣りらしからぬ暖かい天気。これなら体力の消耗も少なくてうれしい。

港の近くでオキアミとホタルイカを購入して待っていると、午前5時半すぎに皆さん集合したようだ。6時集合だが、早く来てしまうのが釣り人の性(さが)である。5人の乗船ということで、じゃんけんすると私はドベ。最後に残った左舷の胴中に釣り座を構えた。

道具はいつもの100〜120号対応のサオに片テンビン、仕掛けは自作の2本バリ2m。ライトはその日の状態で付けたり付けなかったりする。右ミヨシにはMI氏が着座していた。

エサ取りの猛襲

船は午前6時半すぎに港を離れて太平洋へ。快晴で波はなく、船はどんどん進んでいく。しばらく走ってから合図があり投入開始となる。オモリはオマツリを避けるためにも120号が必須だ。

底まで落とし、まずは仕掛けの長さ分底を切って待つ。キュンとアタリがあって上げてみると小型のキダイ。かなりの数のエサ取りがいるようで、猛攻という感じでエサを取られていく。あまりにキダイが多いので、船長の移動しますというアナウンス。場所を変えて再投入となる。

おいしそうな一匹ゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

ところが、エサ取りがいなくなったのはいいが、今度はなかなかアタリが出ない。タナ取りを繰り返すが、仕掛けの巻き上げが非常に重く、いつもより動きが悪い感じだ。底潮だけ動かないか、もしくは上の方の潮とは逆か、うまく動いていない可能性がある。

サオを手持ちにして底から探り、途中で仕掛けを止めて待っているとグイグイという引き。巻き始めると良い抵抗を見せてくれ、上がったのは中型サイズのアマダイ。この潮の悪い日にこの1匹はうれしい感じだ。しばらくして再度手持ちにして探っていると、同じようなサイズを釣ることができた。

良型アマダイ浮上に歓喜

非常にアタリが少なく難しいコンディションなのは間違いない。仕掛けが浮き上がったので巻いてみるとマサバだ。アタリが少ないので丁寧にタナ取りするしかない。

仕掛けを入れ、アタリが微妙だったので手持ちで聞き上げてみると、なんだか根掛かりしてしまった様子。抵抗感があったのでヘビでも食ったのかと巻き上げるとグングンという引き。しかも海底から10mほど上でかなりの抵抗を見せる。

同船者もキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

サメかと思うくらい引いてくれ、中ほどでイトが横になってきた。船底で見えなかったが、上がってきたのは今季最大サイズの大判アマダイ。これが遠州灘の底力という見事なサイズだ。タモを使おうか悩んだが、ガッチリ口先の硬い場所にハリ掛かりしているので抜き上げた。満面の笑み。やめられないなあと感じる瞬間だった。

その後、追加で小ぶりを釣り、結果はアマダイ8匹で納竿となった。アマダイはすでに折り返し地点に入っているが、大型の出る時期でもある。ぜひ機会を見つけて釣行してほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>

わし丸
 この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年3月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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