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”PROPOSTA プレゼンツ” Sony Park Project 特別講演 in 福岡 『銀座に公園をつくる Ginza Sony Park Projectの試み』

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PROPOSTAプレゼンツ『Ginza Sony Park Project』 をめぐるトークショーを開催

東京・銀座のソニービルの建て替えプロジェクト、「Ginza Sony Park」が1月26日にグランドオープンしました。建築界のみならず大きな課題となったこのプロジェクトをめぐるPROPOSTA主催によるトークショーが2025年4月18日(金)明治安田ホール福岡で開催されます。

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『Ginza Sony Park Project 』とは

Ginza Sony Parkプロジェクトは、「街に開かれた施設」をコンセプトに50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルを建て替えるプロジェクトとして、2016年に始動しました。

1966年、ソニーのファウンダーのひとりである盛田昭夫氏によってつくられたソニービル。
そこには、「街に開かれた施設」の象徴であり、盛田氏が「銀座の庭」と呼んだ10坪のパブリックスペースがありました。ソニーは、次の50年に向けても創業者の想いを継承させたいと考え、「銀座の庭」を「銀座の公園」として拡張することで、銀座の街に新しいリズムをつくり、来街者の方が入りやすく、さまざまな楽しみ方ができる場にしようと、プロジェクトを進めてきました。

また、その建て替えプロセスもソニーらしくユニークに行いたいという想いから、これまでにない新しい発想で二段階のプロセスを採用。第一段階は新しい建物をすぐに建てず、ビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園にするという他に類を見ない実験的な試みを行い、結果として、コロナ禍を含む約3年間で854万人の来園数となりました。その後、第二段階として解体・新築工事を再開し、2024年8月にプロジェクトの最終形となる「Ginza Sony Park」を竣工、2025年1月にグランドオープンしました。

Sony Park Project 特別講演 in 福岡 『銀座に公園をつくる Ginza Sony Park Projectの試み』

銀座の象徴として50年以上にわたり親しまれてきたソニービルが、時代の変化とともに「Ginza Sony Park」として新たな価値観を生み出すことになります。このプロジェクトは「街に開かれた施設」というコンセプトのもと、単なる建て替えでなく、解体途中を公園として活用するという斬新なアイデアを取り入れ、多くの来街者に新しい体験を提供してきました。

今回は、このプロジェクトを統括してきたソニー企業株式会社代表取締役の永野大輔氏、そしてデザイン・
設計の総監修を担ったアーキタイプの荒木信雄氏をお迎えして、プロジェクトの背景や街づくりへの考え、そして「Ginza Sony Park」の未来について語っていただきます。

講演 永野大輔/荒木信雄

永野大輔
ソニー企業株式会社代表取締役社長・チーフブランディングオフィサー。1992年にソニー株式会社入社。営業、マーケティング、経営戦略、CEO室などを経て2017年から現職。「Ginza Sony Park Project」のリーダーとして、2013年からプロジェクトを推進し続け、2025年1月に新しい「Ginza Sony Park」をオープンさせた。

荒木信雄
1967年熊本生まれ。1997年荒木信雄/アーキタイプ主宰。主な仕事に、廃校となった小学校をリノベーションした「吉本興業株式会社東京本部」や、現代美術家 村上隆氏のギャラリーとオフィスである「Kaikai Kiki 元麻布」、原宿の地域計画を意識した
美術館「The Mass/StandBy」などを手がける他、近年ではGinza Sony Parkのプロジェクトメンバーとして建築を担当。

福岡のインテリアショールーム「PROPOSTA(プロポスタ)」主催によるこの講演会は、街づくりや企業ブランディングにご興味のある方、また都市の新たな可能性を探る企業・行政関係の皆様にとって貴重な時間となるでしょう。

旧知の建築家・荒木信雄さんが、この10年間ほどソニービルの建て替えブロジェクトのメンバーのひとりとして携わっていることは知っていました。
ソニービルの跡地を公園にして、そこで開かれるイベント、地下空間を利用した実験的な試み、こうしたプロジェクトを通じて、ソニーという会社の懐の深さを感じる一方で、最終的にどのようになるのかはまったく想像できませんでした。


昨年から少しづつ建物が姿を現し始めると、隣接するレンゾ・ピアノ設計のエルメスビルとの対比は際立ち、周囲の環境と意図的に縁を切ったかのような「森」が突如として現れたような強烈な印象を受けました。


「賛否両論」。。。


良くも悪くも、建築に携わる方々に大きな問いを投げかける建物でもあり、そこには荒木さんならではの作為的な意図も感じられます。
さらに、オーナーであるソニー企業が、テナントを一件も入れていません。
どのように収支を合わせるのか?
そもそもそんなことは考えず、ソニーの懐の深さだけでつくったのか?
そして、この建物が銀座の街並みに与える影響をどのように考えているのか?


建築、設計の専門家でない私でさえ、聞きたい事が山ほどあります。
そこで今回、この新しい銀座ソニーパークの建築設計チームの総監修を務めた荒木さん、そして本プロジェクトのリーダーであるソニー企業株式会社代表取締役の永野さんにもお越しいただきます。


銀座ソニーパークの「謎解き」をしながら、この新しい空間が銀座の街づくりにどのような意図を持って生まれたのか、その思いを伺いたいとおもいます。


プロポスタ株式会社
代表取締役代表 山川登久

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