【Q3決算】アクシアル(新潟県長岡市)、売上高は第3四半期としては過去最高 しかし原料価格上昇や人件費増加など響く
原信
アクシアル リテイリング株式会社(新潟県長岡市)は2月4日、2025年3月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は2,111億4,800万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は92億8,700万円(同9.0%減)、経常利益は94億9,100万円(同8.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は63億8,700万円(同8.0%減)で、増収減益となった。
売上高については、客数が前年同期に比べて増加したこともあり、第3四半期としては過去最高の実績となった。一方で、青果や精肉相場の高騰、水産の主力魚種漁獲高減少による高値推移の影響により、生鮮品全般が価格上昇。原料原価の高騰を受けた販売価格設定による、1品単価の上昇と買上点数の減少もあった。
営業利益については、原料原価の上昇、競合他社の動向や値上げ基調を踏まえた低値入の売価政策による売上総利益率の前年同期比での低下、賃上げ実施と社会保険料の負担増加による人件費の増加で、前年同期に比べ減少した。
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