Yahoo! JAPAN

全世代が楽しめる!写真も映える枯山水庭園×絶品ランチ 萩市「ホトリテイ」

山口さん

人気観光地・萩市の風情あふれる古民家に、ちょっと特別な時間を過ごせるカフェがあります。その名も「ホトリテイ」。地産地消にこだわるランチやスイーツを堪能しながら、四季折々の庭園美を楽しむことができるこの場所は、まさに癒しの楽園。今回は、その魅力をたっぷりご紹介します。

【写真はこちら】季節ごとに楽しめる庭園の表情と人気メニューをのぞいてみて!

古民家をリノベーションした“和モダン”な空間

「ホトリテイ」があるのは、萩城跡や城下町の街並みが残る人気観光スポットのすぐ近く。

元は漁業を取り仕切っていた網元の自宅だった築80年の邸宅を活かし、2001年に「庭園カフェ 畔亭」としてオープン。
そして、2018年に「ホトリテイ」としてリニューアルし現在の形に。

店舗は和室の畳席と洋室のテーブル席があり、どちらからでも枯山水庭園を一望できる設計が魅力です。

畳の上でのんびりくつろぐ和室は、まるで時間が止まったかのような落ち着きを感じられる空間。一方、洋室はモダンさを感じられるつくりとなっていて、和と洋の絶妙な調和を楽しめます。

和室と洋室の間には、もともと和室だった部屋を大胆にリノベーションしてオープンキッチンを設置。

木のぬくもりは活かしつつ、開放的でおしゃれな空間となりました。

地産地消にこだわったランチ&カフェメニュー

「ホトリテイ」のランチメニューで展開するのはワンプレートランチです。中でもおすすめはこちらの「長萩和牛ハンバーグプレート」。

長萩和牛ハンバーグプレート 1,850円

ハンバーグとサラダ、ご飯、スープが萩焼のプレートに盛り付けられたランチで、見た目もおしゃれです。

メインのおかずは地元の長萩和牛とむつみ豚の合いびき肉を使った贅沢なハンバーグとなっていて、しっかり肉のジュージーさを感じられる味わいが特徴です。

また、野菜やお米も地元の農家から仕入れて使うことを心がけているそうで、地元の旬の恵みを楽しむことができますよ。

お腹いっぱいになった後は一休み。カフェタイムには、コーヒーやジュースなどを注文できますが、やはり日本庭園に合わせるならこちらがぴったり!

抹茶ラテボウル 730円

大きめのマグカップに作られる抹茶ラテは、注文ごとに茶筅で点てた抹茶とミルクを合わせているということで、品の良い甘さと鼻孔をくすぐる抹茶の香りがたまりません。

枯山水の侘び寂びを感じつつ、贅沢で優雅なひとときを過ごしてみませんか。

四季折々の風景を楽しめる枯山水庭園

「ホトリテイ」を語る上で欠かせないのが、広々とした枯山水庭園。

客室から眺めるだけでなく、正面玄関脇の入口から庭に回ることができますので、散策することもできますよ。

庭の奥に配された巨石を渓谷に見立て、そこから流れ出す豊かな水を白砂で表現しています。

また、白砂の水が流れ着く下流に配置された立派な手水鉢は、かの伊藤博文が大磯にもっていた別荘にあったものだそうです。

この庭の魅力はそれだけではありません。庭に植えられた花木が四季折々の表情を見せてくれます。

春には梅や桜、初夏にはツツジ、秋には紅葉、冬には雪景色。

きちんと手入れされていますので、何度訪れてもそのたびに新たな発見がありそうですね。

店主・吉井貞夫さんの想い

「ホトリテイ」のオーナーである吉井貞夫さん(77歳)は、萩市出身。

元々は総合商社に勤めていましたが、妻の富士子さんの実家だったこの邸宅を活かしたいという思いから長年勤めた会社を早期退職し、夫婦で2001年に「庭園カフェ 畔亭」をオープンしました。

当初はコーヒーとサンドイッチを提供するカフェでしたが、徐々に家庭料理やランチメニューを増やし、庭園と相まって地元の人気スポットに。

2018年のリニューアルは、東京からUターンしてきた息子さんの「もっとカフェメニューを強化しよう」という提案によるものでした。それを受け入れてランチメニューも刷新したことで、若い世代の来客が増えたそうです。

そして、総合商社時代に海外を飛び回っていた吉井さん夫妻の英語力の高さも、「ホトリテイ」の特長のひとつ。

人気観光地・萩にあるお店として、吉井さんは、観光で訪れる外国人客に対して英語で対応。海外からの訪問者が居心地良く安心して過ごしてもらうのに一役買っているんです。

1年に1~2回、庭師に頼んで庭の手入れをしているそうで、世代や国を超えて来客が楽しめる気持ち良い空間づくりがこの店の人気を支えています。

心と体を癒すホトリテイの魅力

「ホトリテイ」は、地元の食材を活かした料理と美しい庭園を楽しめる、まさに癒しの空間。歴史ある古民家で味わう“和モダン”な雰囲気と、心温まる吉井さん夫妻のもてなしを体験すると、きっと萩にまた来たくなるはずです。

萩を訪れる際は、ぜひ「ホトリテイ」で特別な時間を過ごしてみてください。その魅力にきっと心を奪われることでしょう。

そして、明日は、「ホトリテイ」のリニューアルの立役者、吉井さんの息子さんが同じ敷地内で手掛けるこだわりカフェを紹介します!

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 冬の師崎沖泳がせ釣りが熱い!【愛知・荒ます釣船】80cmブリに65cmマゴチを好捕

    TSURINEWS
  2. 【黒りりん】長岡の背脂好きを虜にするブラックラーメン|長岡市

    日刊にいがたWEBタウン情報
  3. 青山学院大が箱根駅伝連覇を果たした要因は?「駅伝男」の存在と「天下の険」完全制覇

    SPAIA
  4. 「流石に誠に勝手すぎて草」 奇跡の9連休が霞んじゃう...とある会社の〝超大型連休〟に20万人驚がく

    Jタウンネット
  5. 【福岡パン】『Prunelle(プルネール)飯塚店』(飯塚市)【毎日パン日和 vol.415】

    福岡・九州ジモタイムズWish
  6. 爆睡している犬を『起こしにいった猫』のはずが…予想外の光景が可愛すぎると71万再生「休日の父親と子供みたい」「ほのぼのした」

    ねこちゃんホンポ
  7. 「手話を使う」天才ゴリラは愛猫家 子猫をわが子のように愛した生涯 米国

    ねこちゃんホンポ
  8. 【リアル給与明細】飲食店スタッフ。労働時間に見合わない……。ふるさと納税で得しますか?【FPが解説】

    4yuuu
  9. <界 雲仙>仕事と観光を両立!ひとり旅で異国文化と温泉で楽しむ

    WWSチャンネル
  10. 尾上松緑主演、講談から生まれた新作歌舞伎『無筆の出世』を4月歌舞伎座にて上演 人間国宝の講談師・神田松鯉も出演 

    SPICE