2025年Global100発表「世界でもっとも持続可能な100社」 日本は3社がランクイン
グリーン投資の拡大を継続する企業が高評価
カナダのコーポレートナイツ(Corporate Knights)が毎年発表する「世界でもっとも持続可能な100社(グローバル100)」。企業の主力製品やサービスがもたらす影響を中心に、持続可能性について評価する格付けで、ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)に合わせて発表される。
対象となるのは、売上高10億ドル以上の世界の主要上場企業8000社以上。2025年のランキング結果を見てみよう。
【2025年】Global100(世界でもっとも持続可能な企業100社)
2025年のランキングで上位に入った企業に共通することは、クリーンエネルギーなどの環境へ配慮した取り組みに多くの投資を続けていることだ。金利が上昇するなか、大手企業は持続可能な投資を拡大している。
日本企業では、エーザイ・リコー・シスメックスの3社がランクイン
日本企業では、エーザイ、リコー、シスメックスの3社がランクインした。
エーザイは前年のランキングから変動はなかったが、リコーとシスメックスの2社は前年のランキングから大きく順位を上げた。リコーは、コンピューター及び周辺機器製造セクターでは最高位となり、シスメックスはヘルスケア機器セクターで第3位となった。
ジェンダー・多様性の分野における改善でさらに高い評価へ
今回の「世界でもっとも持続可能な100社(グローバル100)」に入った企業と、それ以外を比較すると、ランクインした企業は持続可能な分野への投資額や利益が大きい。しかし、ジェンダーや多様性の分野ではランク外の企業との大きな差は見られない。つまり、多様性の分野での取り組みを改善することは、ランク内外の企業に共通して今後求められることであるといえる。