【日常の謎】どうやったの? 「物理的に郵便受けの入り口に入らない荷物」がピッタピタに入っていた
泊まりがけの取材で家を留守にしていた間、郵便受けがパンパンになっていた。
郵便受けの入り口からは、差し込まれた封筒などが飛び出している。それでも入りきれなかった紙の郵便物が床に幾つか落ちている始末。たった1泊留守にしただけなのに、まるで「訳アリの住民の部屋」みたいな有様だ。
いったいなぜ、こんなにもたくさんの郵便物が……と郵便受けのカギを開けてビックリ!
なんと、郵便受けの内寸ジャストくらいのダンボールが、ピッタピタに入っていたのだ!
本当にピッタピタ。そりゃ紙ペラ1枚のハガキを差し込むのも一苦労であろう。
──ていうか。
どうやって?
どう考えても郵便受けの細長い入り口からは物理的に入らない大きさの段ボールの箱(ちなみにAmazonからの荷物)。
押し潰しても絶対に無理。そもそも押しつぶされた形跡も皆無。
もしもこれが入ったのなら、この入り口はドラえもんの四次元ポケットと同じ構造ということになる。
突然、日常に降ってきた謎多き怪奇現象。我がマンションの郵便受けエリアに防犯カメラがなかったことが悔やまれて仕方ない。
箱を取り出そうとした時、ますます謎は深まった。なぜなら、私の指すら入らないほどのシンデレラフィット状態なのだ。
さらに縦方向にもジャスト……というか、箱の方が「背丈が高い」ので、郵便受けの入り口の高さを軽く越している。
もしも仮に郵便受けの扉が開いたとしても、この箱を「スッ」っと入れるのは、テトリスのブロックを着地寸前でギュルンと回転するくらいのテクニックが必要な難易度。
具体的には、郵便受けの扉を開け、下方向から押し上げるように斜め方向に入れ込み、強引に奥方向にギュルンと押し込めば……なんとか入るってレベルである。
ますます深まる謎。
一体全体、どうやったんだ?
なお、私は必ず郵便受けにはカギをかける。(断言)
必ずだ。(断言アンド断言)
ダイヤル式の鍵なのだが、もしや、郵便受けの鍵に耳を当てて、ルパン三世ばりのカギ開けテクニックで郵便受けを開けたりした?
いや、でも、そんなこと可能なのか? そもそもそれって犯罪なのでは? というか、そんな苦労するくらいなら、エレベーターで上ってもらい、家の前に置き配したほうが絶対に楽だと思う。
結局のところ、このAmazonからの段ボール箱が、どのようにして我が家の郵便受けに指が入らないほどのピタピタ具合で入れたのかは謎のまま。
ウ〜ンウンと一晩考えて私が導き出したのは、
・郵便受けが四次元ポッケだった。
・配達員が超魔術師だった。
・配達員がルパン三世だった。
・荷物がAmazonの倉庫からワープしてきた。
・1泊してる間に荷物が成長した。
・私の勘違いで、鍵が開いていた。
──くらいしか思いつかなかったのだが、果たしてこの中に正解はあるのだろうか? はたまた、また別の方法があったりするのだろうか。
記事下にアンケートを設置したので、みなさまのご意見も聞かせて欲しい。なお、念押しするが、私は絶対に鍵をかける。それだけは自信ある。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24