【市川市】子育ての町・中山に春を運ぶ。第15回「おひなまつり」が3月3日(月)まで開催中!
市川市中山地区に春の訪れを告げる第15回「中山のおひなまつり」が2月15日に開幕、3月3日(月)まで本格的ひな壇飾りやつるしびなで華やぎます。
中山法華経寺参道にあふれる桃色カラー
「今年もこの季節がやってきました」。
下総中山駅ホーム下広場に七段のひな壇飾りが2組飾られ、華やかにお客さまを迎えます。
ここから中山法華経寺奥之院までの幅5mの参道は、ピンク色に飾り立てられて、春の色であふれます。
通りを歩く人たちも明るい表情。
第15回の節目の今年は、2月15日に田中甲・市川市長らを迎え、5年ぶりに盛大な開会セレモニーが行われました。
メインテーマは「次世代へ伝える・つなぐ」。
地元の幼稚園、小学校、中学校の若い力が一人でも多く参加して「中山のおひなまつり」がずっと未来へ続いていくようにとの願いの下、開催されています。
県内有数のイベントずっと続いての願い
「おひなまつりは2009年ごろ、参道中央の清華園に寄せられた地区民からの『家が狭くなって、おひなさまが飾れないので引き取れないか』という声から始まりました。最初は2組だった」と説明してくれたのは中山まちづくり協議会おひなまつり部会長の杉山巳佐喜さん。
市川市、町会、法華経寺、参道商店会の四者がまちづくり協議会を立ち上げました。
名乗りを上げた数々の後援組織から惜しみない協力を得て、今では県内有数の春のイベントに育ったそうです。
年に1回、春の2週間、法華経寺や町内会館、清華園などに大切に保管されている多くの七段ひな飾りが町内の至る所に美しく、気高く、並びます。
お内裏さま、おひなさまがずっと笑顔で並べられるように、今後ずっと続いてほしいまつり。
足を運んでみてはいかが。(取材・執筆/マット)
主なイベント
◆2月22日(土)
ソプラノコンサート渡辺智美 午後1時~
光江流かっぽれ 午後0時30分~
(いずれも奥之院)
◆2月22日(土)・23日(日)
市川市立第四中学校茶道部呈茶 午前10時~
(法華経寺本院。200円、売り切れ次第終了)
◆3月2日(日)
市川市立第四中学校吹奏楽部 午前11時~、
櫻川流かっぽれ 午後0時半~、
神田松麻呂・講談(500円) 午後2時~
(いずれも法華経寺本院)
※参加費表記なしは無料。その他にもイベント、ワークショップ多数開催
※問い合わせ
電話番号/090-5522-2521 杉山