ママ友・パパ友に年齢を聞く?聞かない? 年齢公表問題
●10月11日は「カミングアウトデー」
LGBTなど社会的にマイノリティとされる人々をはじめ、ありのままの自分を表現できずにいる全ての人が「大切な人と自分らしく生きていきたい」とカミングアウトするきっかけの日としてNPO法人バブリングが制定しました。
ママ友・パパ友に年齢を聞きますか?
カミングアウトって勇気がいりますよね。思い切って告白してしまえば楽になるのですが…。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、カミングアウトに迷っているママがたくさんいます。
その多くは、年齢問題。学生時代の友だちと違い、ママ友・パパ友となると年齢もさまざま。
「児童館でママ友同士で年齢を言う流れになり、場の雰囲気を考えて言いましたが、そのリアクションに少し不快な気持ちになりました。そんな堂々と言いたい年齢でもないし…」
あなたは、ママ友・パパ友に年齢を聞きますか?
年齢、言いますか?
「聞いて空気感が良くなる場合もあるかもしれませんが、反対に悪くなることもありますよね。なので『アラフォーです』とやんわり濁しています」
年齢を言って一瞬凍りつくことありますよね。お互い気まずい雰囲気に…。
「急に敬語になったりタメ口になったりとか、それまでの雰囲気を変えちゃうこともありますよね。ある程度親しくなってきたり、もっと仲良くなりたいとかならアリだと思いますが、ママ友の世界ってなかなか難しい…」
年上とわかると、急に敬語になるのって礼儀をわきまえていて良い面でもあり、逆に距離を感じて寂しくもあり。ママ友・パパ友関係ならそのままタメ口でもいいものなんでしょうかね?
「自分が聞かれたくないから、相手にも聞きません。あくまでも子どもの年齢が基本です」
「若いママ・パパは、年齢を聞きたがる人が多い気がします。その層の人がマジョリティなので、年齢を聞くことで『わ~、同い年♪』みたいな連帯感を得たいんじゃないでしょうか」
一方で、同じママ・パパ同士「年が近いかな?」と思うと親近感が湧く人は多いのではないでしょうか?
「現在、私は43才、子どもは5才。『お孫さんですか?』と、聞かれて軽くショックを受けました…。見た目年齢の若いお母さんを目指しつつも難しいなぁと実感しています」
たとえ思っても、この言葉は禁句。
自分が聞かれたくない人は、人に聞かないに限りますね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。