平塚市 馬入本町で空洞確認 「下水道管に起因しない」
平塚市は埼玉県の道路陥没事故を受け、独自に公共下水道管の緊急点検を実施している。
2月12日〜21日までの期間に、腐食するおそれが大きい全30カ所と、汚水が流れる口径2000mm以上の下水道管(約5・2Km)を対象に、レーダー探査車による空洞調査が行われた。
深さ1・5ⅿまでのデータ分析の結果、14日に調査を行った馬入本町地内(市道馬入本町3号線)に、道路陥没の発生の高い空洞が判明。空洞の規模を確認したところ、道路面から0・2ⅿの位置にあり、深さ約0・7ⅿ、縦約0・9ⅿ、横約0・7ⅿだったという。
市下水道整備課によるとその日のうちに現地を掘削し、下水道管に起因するものではないことを確認の上、埋戻し材を投入し、補修が行われた。
市では現在、レーダー探査車による深さ1・5ⅿから3mのデータを分析中で、空洞が発見された場合は、速やかに現地を確認するという。