市PTA広報コンクール 最優秀賞に鷺沼小 改革推進と多角的発信で
川崎市PTA連絡協議会主催の広報コンクールで、鷺沼小PTAが最優秀賞に選ばれた。表彰式が3月8日に川崎市教育文化会館で行われ、市P連の浦山利博会長から入賞17団体に賞状と盾が贈られた。
同コンクールは、市立小中学校PTAや各区PTA連絡協議会を対象に、紙媒体やデジタル媒体を活用し、効果的にPTA活動を発信しているものを評価。3回目となる今回は37団体・56媒体がエントリーし、最優秀1団体、優秀賞12団体、審査員特別賞4団体が受賞した。
開会に先立ち浦山会長は「紙面のデザインは重視していないので、名称の広報紙コンクールから『紙』を取った。他団体の良い点は参考にしてもらいたい」とあいさつ。式典では、鷺沼小PTAの奥麻衣子さんが活動内容を発表。同校の強みとして、「PTAの改革推進」と「組織的広報」を挙げ、「人と人との巡りあわせを大事にしながら少しずつ前進してきた。今回の受賞は単年度だけの成果ではない」と強調。今年度は広報委員会にプロの編集者やデザイナー、広報職のメンバーなどが集まったことを好機と捉えて活動に励んできたという。さまざまな媒体を駆使して上手にPTA活動を周知。そのクオリティーの高さから、審査員の満場一致で最優秀賞に選出された。
鷺沼小PTAの吉井光生会長は「広報や本部書記を通じてPTAの楽しさや改革に向かう熱量が伝わればうれしい」とコメントを寄せた。
また、宮前区内からは有馬中PTAも優秀賞に選ばれた。昨年度の広報委員長だった奥さんは、鷺沼小とのダブル受賞となった。