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「その年、私たちは」ファンなら必見!Neflixオリジナル韓ドラ「メロムービー」が期待の理由3つ

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Netflix(ネットフリックス)の新作ドラマ『メロムービー』(Netflix/2025)に、熱い期待が寄せられている。

制作発表の段階から耳目を集めていたが、プロモーション活動が本格化するとともにさらに熱を帯びている状況。秀でた演技力を持ち数々の作品を成功へと導いてきた、主演チェ・ウシク&パク・ボヨンが、どのような物語を紡ぎ出すのか楽しみにしているドラマファンは多い。

また1月17日に公開された予告編も、盛り上がりを見せているゆえんの1つで、大ヒットドラマ『その年、私たちは』(SBS/2021)ファンなら必見と言わざるを得ないポイントが。なんと、1日の再生回数が40万回を越えたというから驚きだ。

2月14日の配信に先立ち、『メロムービー』が期待されている大きな理由を3つ紹介する。

(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人

『その年、私たちは』の再来か

『メロムービー』は、夢も恋も手に入れたい若者が、互いにインスピレーションを与え、トラウマを克服する過程で繰り広げるラブストーリー。『その年、私たちは』の脚本を手掛けたイ・ナウン作家の新作だ。

予告編を観た人はすでにお気づきかもしれないが、明確な理由を告げることなく別れ、数年後に再会した男女の恋を、回想シーンを交えながら描いた『その年、私たちは』と、どことなく感性や雰囲気が似ている。

例えば、チェ・ウシク扮するギョムが、パク・ボヨン扮するムビに告白した後、「そう言って(彼は)いなくなった」というムビのセリフが流れ、それから数年後と思われる場面では、ギョムが何事もなかったかのように、突如彼女の前に現れるワンシーン。

また、突然いなくなった過去を振り返るナレーションまで、『その年、私たちは』を彷彿とさせるポイントが盛りだくさん。しかも、主人公を演じるのは、同作でも主演を務めたチェ・ウシクだ。

青春物ならチェ・ウシクにお任せ

彼が演じるのは、エキストラから映画評論家になった映画をこよなく愛するキャラクター。撮影現場でムビに出会い、運命の恋を繰り広げる役だ。

『その年、私たちは』で、完璧なロマンス演技を披露しただけに本作での活躍が注目されるが、もう1つドラマファンの期待を集めているのが、現実と夢の間で生じる若者ならではの悩みや成長も描くという点。

蓋を開けてみないとどのような役かは分からないが、程よく肩の力が抜け、冷笑を浮かべるようなキャラを、憎たらしさとキュートさ、そこに少しの鋭利さやウィットを加え、絶妙なバランスで描き出して、各作品で視聴者の共感を呼んできたチェ・ウシク。

彼なら、今回も友達のなかに1人はいそうな、親近感ある人物になりきって物語を盛り上げてくれるのではないかと信頼を寄せられている。

しかも10代~青春の賞味期限が切れる30代まで演じられる童顔を持ち、子役なしに自分だけで一貫した演技を披露できるのも彼の大きな魅力。

入試や就職など競争社会と言われる韓国の現実を盛り込んでいることが予想される本作で、青春ならではの若者の葛藤や痛みを彼がどのように表現するのか、楽しみにしているファンは多い。

トラウマ系ならパク・ボヨンにお任せ

しかも、『照明店の客人たち』(Disney+/2024)や、『今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~』(Netflix/2023)に代表されるように、治癒をテーマの1つにした作品で主演を務めて作品を盛り上げたパク・ボヨンも出演している。

いずれも看護師役で登場して人を慰めるキャラクターを演じていたが、トラウマを克服する過程が盛り込まれた『メロムービー』では、どのような演技を見せてくれるのか興味をそそる。

心に傷を負った人々が登場する物語で観る者に癒しをプレゼントしてきたパク・ボヨンなら、本作も温かなストーリーに仕上げてくれそうだ。

彼女が演じるのは、自分よりも映画が好きだった父に対して愛憎を抱きながらも、映画に対する好奇心から映画業界に足を踏み入れた人物。穏やかな人生を願うが、ギョムとの出会いをきかっけに変化が訪れるという。

冷笑のアイコンチェ・ウシクと治癒のアイコンパク・ボヨンは、果たしてどのようなロマンス物語を紡ぎ出すのだろうか。

『メロムービー』は、日本でもNetflixで配信される予定だ。

(ライター/西谷瀬里)

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