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【アマムダコタン京都】京都発!バナナが生み出す新食感『レアドーナツ』発表会レポート

デジスタイル京都

こんにちは、朝はパン♪なエンドウです!

京都・烏丸にオープンしたアマムダコタン京都について以前ご紹介しましたが、今回はさらに注目の新商品『レアドーナツ』の発表会にお邪魔しました。

前回の記事はこちら↓

【アマムダコタン京都】あのアマムダコタンが国内最後の出店!特別なベーカリー体験を徹底解剖!

和モダンな空間に広がるパンの香りとともに、アマムダコタンが発信する新たなドーナツの魅力が語られたプレス発表会。

この記事では、試食の感想を交えながら『レアドーナツ』の魅力を余すことなくお届けします!

1年の試行錯誤を経て…唯一無二の『レアドーナツ』が誕生!

(左)生ドーナツ(右)レアドーナツ

発表会の主役である『レアドーナツ』!

生ドーナツと食べ比べができるように、セットで提供されました。お心遣いに感激です。

バナナの房をイメージしてデザインされたというその見た目は、これまでのドーナツとは一線を画すもの!
外側はグレーズが美しく輝いており、ビジュアルも最高です。

新食感の秘密は『バナナ』。なんと1年もの試行錯誤が詰まっています。

衝撃の新食感!『レアドーナツ』を実食レポート

ドリンクはホットのカフェオレをいただきました。ドーナツとカフェオレ、ゴールデンコンビです。

全てが揃って、ワクワクの瞬間…いざ、実食です!

早速、新商品の『レアドーナツ』からいただきます。

わぁ…

ひと口頬張った瞬間に驚いたのはその食感。外側はサクッと軽いのに、中は驚くほどモチモチ。さらに、甘さは控えめで、生地の旨味が口いっぱいに広がります。そして何より特筆すべきはリッチなコク。

「これがバナナの効果?」と思わせる深みがある味わいは、新しいドーナツの世界を感じさせるものでした。

ドーナツ特有の油分が感じられる一方で、不思議なほど軽やかな食感。

そして、食べ終えた後にも口の中に幸せな余韻がふんわり広がります。

アマムダコタンさんの商品はいつも新しい扉を開いてくれますね…。

世界にはまだ自分の知らない食べ物があったんだ、という感動を味わいました。

続いて『生ドーナツ』もいただきます。

…ふむふむ、その名のとおり、なんだか『生』っぽい食感です。

この『生感』をさらにグレードアップした食感が『レアドーナツ』という感じでしょうか。

レアドーナツ然り、生ドーナツしかり、どちらも他のお店では味わえない生地の美味しさと食感です。

唯一無二とはまさにこのことでしょう。

記事後半のインタビューの際、オーナーシェフの平子良太さんは『レアドーナツ』について、

「生ドーナツの軽やかさとは別次元の《もったり感》と《歯切れの良さ》が特徴」

とお話されていました。

この独特の食感の矛盾が、新しいドーナツ体験を生み出しているのではないかと思います。

ドリンクも充実。『レアドーナツ』と一緒に自分だけのペアリングを見つけてみては?

『レアドーナツ』誕生秘話、バナナに秘められた魔法

今回の『レアドーナツ』は、京都限定で販売されている「レア食パン」と同じ生地を使用。

こちらの生地にはバナナが練り込まれており、さらに究極の生感である“レア食感”を追求したそうです。

平子さんが試作を重ね、バナナ特有の酵素を活かした製法を確立。

これにより、他にはない生感と深いコクが実現しました。

また、見た目も楽しんでもらいたいという思いから、バナナの房をイメージした形状に。

生地の水分量が非常に多く成形が難しいため、職人の経験と高い技術が光る一品となっています。

いよいよ販売開始!

『レアドーナツ』は2025年1月23日より、アマムダコタン京都限定で販売開始。

価格は291円(税込)とお手頃で、店頭には11時ごろから並ぶ予定とのことでした。

おひとりさま2個まで購入が可能です!

オーナーシェフ・平子良太さんに聞く『レアドーナツ』への想い

急なお願いにも関わらず快く撮影に応じてくださいました!ありがとうございました!

最後に、新作『レアドーナツ』の開発に込めた想いや、今後の展望についてオーナーシェフの平子良太さんに伺いました。

レアドーナツは、アマムダコタンの集大成

エンドウ:今回の『レアドーナツ』は、集大成ともいえる商品だと思いますが、これまでの革新をさらに進める中で、今後挑戦してみたいテーマや方向性を教えていただけますか?

平子さん

「お客様によりアクセスしていただきやすい店舗づくりと、国内外のベーカリー全体のレベルアップに貢献したいと考えています。

アマムダコタンでは、これ以上店舗を増やす予定はありませんが、職人たちを育てる場として『アイムドーナツ?』や『ダコー』といったブランドを広げていきたいと考えています。

特に『アイムドーナツ?』は、もうすぐニューヨークのタイムズスクエアにオープンする予定で、これからも挑戦を続けていきたいですね。

ベーカリー界のみんなで切磋琢磨し、さらに美味しい、新しい商品を生み出していきたいと思います。」

京都から発信する意味

エンドウ:京都から『レアドーナツ』を発信されることには、何か意図があるのでしょうか?

平子さん:

「京都の人は、パンの消費量が日本一ということで、パンを愛してらっしゃる方が多い地域だということは強く意識していました。

それはつまり、《パンの生地そのもの》の美味しさを分かってくださるお客様が多いと考えたのです。

わかりやすく、派手で注目を引くような商品ではなく、京都店では改めて生地の美味しさにフォーカスしたいと思い、『レア食パン』を開発しました。

京都のお客様なら必ずその違いを理解し、評価してくださるだろうと考えてのことでした。

その集大成として生まれたのが、今回の『レアドーナツ』です。」

京都店限定の商品として誕生した『レアドーナツ』には、《シンプルでありながら奥深い味わいを求める、パンへの深い愛情をもつ京都人への信頼と期待》が込められているようです!

レアドーナツが生まれた背景とバナナへの想い

平子さん

「レアドーナツの生地に採用した“バナナ”は、実は最初に試した時から「いける!」という確信がありました。

試作1回目でおいしいものができたのですが、そのクオリティを再現し、一定に保つために非常に苦労しました。

バナナ特有の酵素が生地に深みと柔らかさをもたらし、まさに“生食感を超えたレア感”を実現してくれました。

この集大成ともいえる商品を京都から発信できることが嬉しいです。」

インスピレーションは「遊び心」から

エンドウ:斬新なアイディアを次々と実現されていますが、そのインスピレーションの源はどこから来るのでしょうか?

平子さん

「僕の場合、やらされている感覚は一切なく、ただ楽しいからいろいろなことを取り入れています。

お店作りも商品作りも、新しいものを生み出すのが大好きなんです。

アンテナを張っている感覚すらなく、“遊び”に近いものが原動力ですね。

『好きこそものの上手なれ』という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。」

平子さんの情熱的で遊び心に溢れた姿勢が、アマムダコタンやその商品に独自の魅力を与えていることを強く感じました!

京都でしか味わえない特別なドーナツ

京都発の新しい食文化として期待が高まる『レアドーナツ』。

そのリッチな味わいと新しい食感は、きっとあなたの記憶に残るはずです。

アマムダコタン京都で、平子さんが作り上げた“新しい食文化”を体感してみてはいかがでしょうか?

■スポット情報
店舗名:アマムダコタン京都
住所:京都府京都市中京区骨屋町141番地
営業時間:8:00~19:00(※不定休)
交通:京都市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩5分

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