プロが選んだ「にっぽんの温泉100選」 静岡県から6か所 1位は22年連続で群馬県の名湯
■1位は草津温泉 静岡県の最上位は14位の熱海
「にっぽんの温泉100選」が発表され、群馬県の草津温泉が22年連続で1位となった。静岡県からは14位の熱海温泉を筆頭に、6か所が選ばれた。
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今回で38回目となった「にっぽんの温泉100選」は全国の旅行会社など旅のプロによる投票でランキングを決めている。消費者に支持されている温泉地の把握や、温泉地域の活性化などを目的としている。
投票の対象は全国の温泉地で、専用のハガキまたはオンラインで投票する温泉地を5つ記入して選んだ理由を選択する。選択肢は雰囲気、見どころ・レジャー&体験、泉質、郷土料理・ご当地グルメの4つ。今回の有効投票数は9203票だった。
投票の結果、群馬県の草津温泉が22年連続で1位に輝いた。草津温泉は温泉の自然湧出量が日本一だという。2位は愛媛県の道後温泉。2年連続の3位から今回は初めて2位に入った。夏目漱石の小説「坊ちゃん」に描かれていることでも知られている。
静岡県からは6か所が選出された。最上位は14位の熱海温泉。前年から順位を1つ下げている。その他は修善寺温泉が45位タイ、稲取温泉が54位、観音温泉が62位タイ、伊東温泉が66位タイ、下田温泉が80位タイだった。
トップ10は以下の通りとなった。順位に大きな変動はなく、11位から8位に順位を上げた熊本県の黒川温泉以外は顔ぶれが前回のトップ10と同じだった。
【にっぽんの温泉100選トップ10】
①草津(群馬県)
②道後(愛媛県)
③下呂(岐阜県)
④別府八湯(大分県)
⑤有馬(兵庫県)
⑥登別(北海道)
⑦指宿(鹿児島県)
⑧黒川(熊本県)
⑨城崎(兵庫県)
⑩箱根(神奈川県)
(SHIZUOKA Life編集部)