湯河原駅に巨大「湯桶」登場 SNSでまちのPR狙う
湯河原駅前に巨大な「湯桶」が出現し、観光客を楽しませている。同町商工会青年部が取り組む「SNSを通じて湯河原の魅力を発信するプロジェクト」の一環として企画。湯桶の上部に温泉マークが点灯し、温泉のまちをPRしている。
ヒノキで作られた幅約2・5mの湯桶は、内部に入って写真撮影ができる仕様になっている。同青年部では、2020年から湯河原駅前に毎年クリスマスツリーを設置する活動をしており、昨年からは「より湯河原らしいものに」と和のイメージの竹ツリーを制作・展示。実は、今回制作された湯桶も竹ツリーと共に昨年デビューする予定だったが、ツリーの制作に予想以上の時間がかかってしまったことから断念。1年遅れての設置となったという。
11月22日のツリー点灯式でお披露目されると、竹ツリーと共に新たな写真スポットとして早速注目を集めている。同事業の実行委員長・二見健太さんは、「理想とする展開です。SNSで拡散してもらい、湯河原に来るきっかけになってくれれば」と思いを語った。
竹ツリーと湯桶の設置は、湯河原梅林「梅の宴」の最終日3月9日(日)までを予定している。