医療関係者の尊厳を傷つけるような特集で光文社のファッション雑誌「CLASSY.」が謝罪
ファッション雑誌「CLASSY.」を発行する光文社は３月11日、発売中の同誌４月号の特集で不適切な表現があったとして医療関係者に対して謝罪した。問題となった特集は、「オペ看護師が主人公！スカートしばりの3月着回しDAIARY」と題した企画で、看護師、医師に関する不適切で配慮に欠ける表現があった。
同特集の見出しには「ドロドロ病院内不倫を卒業して、新たな恋に踏み出さなきゃ!?」とあり、不倫する医師と看護師を引き合いにしたもので、誤った先入観を拡散しかねない内容に「CLASSY.」の公式インスタグラムには医療従事者と見られるアカウントなどから批判が殺到している。
「CLASSY.」の同号には、東京都港区長の清家愛氏のインタビューなどで構成されるジェンダー・ギャップに関する意義のある特集も組まれている一方、医療関係者の尊厳を傷つけるような品のない特集が組まれてしまった。