地域で育てる郷土愛!中郷区さとまる学校が文部科学大臣表彰受賞
地域と学校が一緒にまちづくりに取り組む活動が認められ、上越市中郷区の市民団体「中郷区さとまる学校」が先月28日(金)文部科学大臣表彰を受賞し、12日(水)に中川市長に報告しました。
文部科学大臣表彰を受賞したのは一般社団法人「中郷区さとまる学校」です。
子どもたちに地元を愛してもらおうと、4年前の令和3年から学校と連携して地域の活動に取り組んでいます。具体的には、入学シーズンの春に合わせ、通学路の危険な場所を子どもたちと一緒に確認するフィールドワークや夏休みに学習支援などをする子ども食堂を開いてきました。
また子どもたちの登下校を中郷区全体で見守ろうと、およそ1300戸すべてに見守りに利用する黄色い旗を配りました。
一方で、子どもたちが一人暮らしの高齢者の家を訪れ、見守りにつなげる活動などを支援しています。
こうした取り組みが評価され、先月28日に文部科学大臣から表彰を受けました。
受賞の報告を受けた中川市長は「中郷区に行くと子どもたちの挨拶が気持ちいい。これもみなさんの活動の成果なのでは。これからも続けてほしい」と話しました。
中郷区さとまる学校の竹内靖彦理事長
「これまでやってきたことが国に認められてありがたいし協力に感謝している。少なくなってくる子どもたちだが、しっかり見守って育てていきたい」